<コラム>日中共通の敵-糖尿?。莻?高血圧?萬病の元

石川希理    2020年2月24日(月) 16時20分

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コロナウイルスに罹患しても、高齢者や、糖尿病などの疾患のある人は重癥化するらしい。日本では、2017年で、患者數(shù)が330萬人ほど、予備軍は1000萬人程度と大雑把に言える。資料寫真。

コロナウイルスに罹患しても、高齢者や、糖尿病などの疾患のある人は重癥化するらしい。

お隣の中國では人口の約11%が糖尿病患者で、36%近くが発癥一歩手前の予備軍の段階だといわれている。

日本では、2017年で、患者數(shù)が330萬人ほど、予備軍は1000萬人程度と大雑把に言える。

「どうですか」

「はあ、変わりはありません」

「體重の減少はないですね」

「はあ、特に」

私は糖尿病を発癥して10年ほどになる。父親も軽い糖尿だった。生活習(xí)慣病と言われれば、そうだろうと、なんとなく納得がいかない頭で思考する。それほど酷い生活をしてきた覚えはないのだが。

前述の會話は、1カ月ほどの頻度で訪れる病院の家庭醫(yī)とのものだ。診斷を受けないと、「治療薬」は出してもらえない。醫(yī)師はニコニコして、食べ物や飲み物の注意も與えて下さる。血圧を測る。5分にもならない時間である。

このあとかかりつけの薬局で、糖尿病の薬をもらう。マッチの頭ほどの薬を3つ、毎朝食後に飲む。血糖値を抑え糖を排出するためのものだ。コレステロールを下げる薬もある。

「治りませんでしょうね」

「はは、そうですねえ…」

「死ぬまででしょうねえ」

と言う會話が続くこともある。

毎朝食後のこの薬のおかげで、血糖値は上がらず、糖尿病は悪化しないが、死ぬまで続く。なにせ、膵臓が老化し劣化している。

血糖値を下げる膵臓のランゲルハンス島から出るインシュリンが減少しているのだからこれはもう諦めないと仕方がない。

糖尿病でない人も、加齢で糖尿病に近づく。しかし発癥する前に壽命を迎える。白內(nèi)障や、ガンなども同じである。

肥満、栄養(yǎng)過多、運動不足が病を発癥させ、悪化させる。発癥したら栄養(yǎng)管理や運動、薬の服用を生涯続ける必要がある。

悪化すると、お腹に自分でインシュリンを注射する。さらに悪化すると人工透析?,F(xiàn)在三十數(shù)萬人いる。透析は週に3回、各4時間。

日本?中國とも、食べ過ぎ?運動不足。だから、贅沢病とも揶揄される。

私の友人の亡くなった肉親は、糖尿病治療を嫌って放置し、足を切斷している。なにせ血管がボロボロになるから、失明なども忍び寄る。

途中失明の原因第1位が糖尿病。神経障害もある。脳梗塞?心筋梗塞も起きる??证恧筏げ荬胜韦?。

半年に一度は血液検査である。HbA1c(ヘモグロビンA1c)という値で6.5以上が糖尿病で、私はこれが7との間をウロウロして10年だ。

毎月の診察代や薬代も年金生活にはキツイので、「よくならないかなあ」「あかんやろなあ」と諦めている。

もちろん食べ過ぎや運動不足には注意している。

身長168センチ(若い頃は170センチだったが、骨などが劣化して縮んだ(笑)のか?)體重は67キロである。身長による標準體重は大體60キロ前後なので、數(shù)キロオーバーだ。(悲)(笑)

ただBMIという肥満度(太っている、痩せている)の値は、23.74。標準が18.5以上25未満なので、一応セーフだ。理想體重は62.09キロらしい。目安にはなる。

因みに、BMIの計算式は、體重(kg)×10000÷(身長(cm)×身長(cm))。ネットでは自動的に計算してくれるサイトもある。

肥満の場合は標準體重にする、或いは人によって異なるが十キロから十五キロ減量すると糖尿病から解放されるケースもあるらしい。

國民総てが、健康保険制度という、世界に誇るべき仕組みのおかげで助かってはいる。が、それでも治療費は痛い。

そして、この健康保険を含む社會保障制度というセーフティネットは次第に劣化しかかっているらしい。若い人には申し訳ないが…。

糖尿病を取り上げたが、「高血圧」患者はおおよそ1000萬人。さらに、膝痛だ腰痛だ、白內(nèi)障だ、脊柱管狹窄癥だ、耳が遠い、頭痛だ、入れ歯だ、老化によるテニス肘だ、そして物忘れに認知癥と、高齢者は悲慘である。

若い人もいずれみんな高齢者になり、目も耳も鼻も口も皮膚も血管も筋肉も、骨も、そして脳までも壊れていくのだから仕方ない。

因みに、日?中ともに糖尿病は「贅沢病」だが、アメリカでは貧困層に糖尿病が多い。ジャンクフードや清涼飲料水のとりすぎといわれる。

肥満との関係は深いが痩せていても、膵臓が老化すると同じことになる。まあ、なんとかいまの狀況の糖尿病でおさえて、「健康壽命」を維持し、子どもたちや孫達、そして若い方々に余り迷惑を掛けない生活をしたいと考えている。

■筆者プロフィール:石川希理

1947年神戸市生まれ。団塊世代の高齢者。板宿小學(xué)校?飛松中學(xué)校?星陵高校?神戸學(xué)院大學(xué)?仏教大學(xué)卒です。同窓生いるかな?小説?童話の創(chuàng)作と、善く死ぬために仏教の勉強と瞑想を10年ほどしています。明石市と西脇市の文蕓祭りの選者(それぞれ隨筆と児童文學(xué))をさせていただいています。孫の保育園への迎えは次世代への奉仕です。時折友人達などとお酒を飲むのが楽しみです。自宅ではほんの時折禁酒(笑)。中學(xué)教員から県や市の教育行政職、大學(xué)の準教授?非常勤講師などをしてきました。児童文學(xué)のアンソロジー単行本數(shù)冊。小説の自家版文庫本など?!竿捊}本の読み方とか、子どもへの與え方」「自分史の書き方」「人権問題」「瞑想?仏教」などの講演會をしてきました。

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