2020年2月25日、韓國(guó)?毎日経済は、新型コロナウイルスの感染拡大で、韓國(guó)內(nèi)でも品薄狀態(tài)が続き、購(gòu)入が困難になっているマスクが、大量に中國(guó)へ輸出されていたことが分かったと伝えた。

韓國(guó)関稅庁と韓國(guó)貿(mào)易センターの輸出入統(tǒng)計(jì)によると、新型コロナウイルスの感染拡大が本格化する前の昨年12月には60萬(wàn)ドル（約6642萬(wàn)円）規(guī)模だった微細(xì)粉じん用マスクの対中國(guó)の輸出額は、今年1月には6135萬(wàn)ドルで100倍近く急増。今月は、20日までの暫定集計(jì)で1億1845萬(wàn)ドルを記録し、対12月比200倍増という。

これに韓國(guó)醫(yī)師協(xié)會(huì)は「國(guó)民みんながマスクを購(gòu)入できず苦しんでいる『マスク大亂』が起きているが、相當(dāng)量が毎日、中國(guó)に搬出されている。これを防いで國(guó)民と醫(yī)療スタッフにマスクなどの保護(hù)具が円滑に供給されなければならない」と訴えているという。

記事は、中國(guó)へのマスク輸出について「事実上、輸出関連制限措置はなかった」と指摘。「政府が取った措置は、1000個(gè)以上のマスクを搬出する際、正式な輸出手続きを踏むようにしたのみだった」と伝えている。

こうした狀況を受けて、丁世均（チョン?セギュン）首相は同日の閣議で、マスクの輸出制限、內(nèi)需優(yōu)先、醫(yī)療関係者と実需要者への直接供給などの內(nèi)容を盛り込んだ告示を議決したという。

これに、韓國(guó)のネットユーザーからは、「あきれた。國(guó)民が使うべきマスクを中國(guó)に送っていたなんて」「國(guó)民の生命を守れない大統(tǒng)領(lǐng)は必要ない」「韓國(guó)の大統(tǒng)領(lǐng)が自國(guó)民よりも中國(guó)のことを先に考えている」「なぜ醫(yī)師協(xié)會(huì)の意見(jiàn)をずっと無(wú)視していた？」「われわれは中國(guó)のために存在するのか？」「マスク1枚すら管理できない政府」などと、中國(guó)へのマスクの大量輸出に批判の聲が上がっている。

また、「醫(yī)療スタッフだけれどマスクがない。病院からは『買(mǎi)ってこい』と言われる。何か方法はある？」「私は、1月末にインターネットで注文したマスクが屆くのを待ち続けている1人」などと、マスクが購(gòu)入できないことへの悲痛なコメントも見(jiàn)られる。（翻訳?編集/関）