2020年2月19日、中國経済網(wǎng)は、大量のバッタが襲來して農(nóng)作物に被害がでているパキスタンに、中國の専門家が派遣されることになったと報じた。

記事は、パキスタン東部では昨年6月以降イナゴの襲來が続いており、今年に入って同國政府が蝗害（こうがい＝イナゴ?バッタ類による被害）緊急事態(tài)宣言を発表したと紹介。これに対し、中國の姚敬（ヤオ?ジン）駐パキスタン大使がパキスタンのバフティヤール國家食糧安全保障?研究大臣と會談した際に、中國がバッタ駆除専門家チームを結(jié)成してパキスタンに派遣し、対策策定に協(xié)力することを明らかにしたと伝えた。

そして、中國側(cè)の申し出に対してパキスタン側(cè)が「新型コロナウイルス対策に全力を注ぐ中、わが國のバッタ被害にも多大な支援をしてくれることに感謝する。中國のバッタ対策技術(shù)は世界をリードしており、中國の先進的な技術(shù)による助けを借りて対策を講じたい」との考えを示したとしている。

記事がパキスタン政府の統(tǒng)計として紹介したデータによれば、同國內(nèi)では現(xiàn)在1日當(dāng)たり3萬5000人分の食料がバッタに食い荒らされており、今年は穀物や綿花の収穫が大きな打撃を受ける見込みだという。（翻訳?編集/川尻）