2020年2月19日、韓國(guó)?聯(lián)合ニュースによると、韓國(guó)の部総括判事が文在寅（ムン?ジェイン）政権を批判し、文大統(tǒng)領(lǐng)の退陣を求める內(nèi)容の文章をSNSに投稿していたことが分かり、物議を醸している。投稿は現(xiàn)在は削除されているという。

記事によると、ソウル中央地裁のキム?ドンジン部総括判事は同日、自身のフェイスブックに「文在寅政権が発足した頃は新たな政権の成功を期待し、文大統(tǒng)領(lǐng)が掲げた『人が優(yōu)先』の旗印にふさわしい新たな韓國(guó)社會(huì)の誕生を願(yuàn)っていた。しかし約3年が過(guò)ぎた今、文在寅政権への支持を撤回する」との內(nèi)容をつづった。キム判事はその理由として「チョ?グク前法相問(wèn)題に対する文大統(tǒng)領(lǐng)の立場(chǎng)」を挙げ、「文大統(tǒng)領(lǐng)はチョ前法相が“闇の権力”を行使し続けられるよう権力のメカニズムが作動(dòng)するようにした」と指摘。その上で「その行為が民主共和制に基づく韓國(guó)のアイデンティティーにどれほど大きな害悪になるか一度でも考えただろうか」と批判した。

文大統(tǒng)領(lǐng)は1月に行った記者會(huì)見(jiàn)で、家族をめぐる不正問(wèn)題などで辭任したチョ?グク前法相について「法相としての寄與度は非常に大きい」とし、「有罪が無(wú)罪かの結(jié)果に関係なく、チョ前法相がこれまで経験した苦難だけでも私は非常に大きな負(fù)い目を感じている」などと述べていた。

その他、キム判事は「文大統(tǒng)領(lǐng)には韓國(guó)の憲法秩序を守る意思と能力がないと判斷したため、大統(tǒng)領(lǐng)職から退くことを求める」「韓國(guó)がこれ以上、出口のない沼に沈んでほしくない」などの主張もつづったという。

これを見(jiàn)た韓國(guó)のネットユーザーからは「國(guó)民のみんなが思っていることを、勇気を出して言ってくれてありがとう」「學(xué)のある社會(huì)指導(dǎo)層から少しずつ良心的な発言が出るようになってうれしい」「今の文政権は理性を失いつつある。びしっと叱ってくれた判事は真の愛(ài)國(guó)者だ」など投稿の內(nèi)容を支持する聲が上がっている。

一方で「政治的な意思表示は判事としてではなく個(gè)人的にするべき」「批判するだけではなく、チョ?グク前法相が法的にどう間違っているのか説明してほしい」「気に入らないとすぐ弾劾を要求？幼稚過(guò)ぎる」「判事を辭めて政治家になれば？」などと指摘する聲も上がっている。（翻訳?編集/堂本）