2020年2月21日、環(huán)球時(shí)報(bào)は、新型コロナウイルスの感染者を多く出したクルーズ船ダイヤモンド?プリンセス號(hào)をめぐる米國(guó)政府の対応について、批判の聲が出ていると報(bào)じた。

記事は、新型コロナウイルスによる肺炎患者が確認(rèn)されたことで今月3日より海上での隔離措置が取られた同號(hào)には、428人の米國(guó)人が乗船していたと紹介。隔離當(dāng)初より米國(guó)人乗客は再三米國(guó)政府に救助を求めてきたが、トランプ大統(tǒng)領(lǐng)からは一向に反応が得られず、結(jié)局15日になってようやく米政府がチャーター機(jī)を飛ばして米國(guó)人乗客を帰國(guó)させることを発表、16日にチャーター機(jī)が羽田に到著し、翌17日午前に米國(guó)に向け出発したと伝えた。

そして、厚生労働省などのデータによれば、428人の米國(guó)人乗客のうち77人が新型コロナウイルスによる肺炎と診斷され、日本の醫(yī)療機(jī)関に搬送され、328人がチャーター機(jī)での帰國(guó)を希望したとする一方、今回の件についてほぼ傍観狀態(tài)だった米國(guó)政府の対応に不満や不信感を募らせ、19日の隔離期間終了まで船內(nèi)に滯在することを望んだ乗客も23人いたことを紹介している。

さらに、日本の當(dāng)局が米國(guó)人帰國(guó)希望者をバスで空港まで「ボランティア輸送」した際にもひと悶著起こったとし、米CNNが「米國(guó)の衛(wèi)生官僚は、乗客がバスに乗り込んだ後で、検査結(jié)果が陽(yáng)性だった乗客がいることを初めて知った」と報(bào)じたことを紹介。この情報(bào)だけ聞くと「日本が意図的に感染を隠し、米國(guó)民を危険に曬した」ように思えるが、日本メディアの報(bào)道として「米國(guó)への帰國(guó)を希望する乗客のうち14人は、數(shù)日前の検査で陽(yáng)性となり、その旨を直ちに米國(guó)に連絡(luò)した」と説明。米當(dāng)局の判斷により、結(jié)局14人は飛行機(jī)內(nèi)で隔離する前提で搭乗が認(rèn)められたが、同乗した他の乗客には感染者の存在は一切知らされていなかったと伝えた。

記事は、「最初は見て見ぬふり、その後自國(guó)民を帰國(guó)させる際に混亂を生んだ。しかも、帰國(guó)させる過程で日本に責(zé)任を押し付けた」と米國(guó)政府の対応を評(píng)したうえで、多くの日本のネットユーザーがSNS上で「同盟國(guó)でありながら、米國(guó)はちっとも日本を支援しない。しかも感染が確認(rèn)された患者をみんな日本に殘している」と米國(guó)政府を批判する書き込みを行っていると報(bào)じた。（翻訳?編集/川尻）