2020年2月21日、中國紙?環(huán)球時(shí)報(bào)は米紙ワシントン?ポストの記事を引用し、米國のアフリカに対する投資や支援は、中國と比べると口だけで実が伴っていないとする記事を掲載した。

記事は、セネガル、アンゴラ、エチオピアのアフリカ3カ國を訪問した米國のポンペオ國務(wù)長官が、エチオピアの首都アディスアベバで講演を行い、アフリカ諸國に対して「権威主義政府とその口先だけの約束に警戒するように」と注意を促し、米國との経済パートナー関係こそがアフリカの「真の解放の道」であると語ったと伝えた。

この點(diǎn)について記事は、「ポンペオ氏は中國に対する?yún)棨筏づ肖蛏伽筏怆Lすことはしなかったようだ」と説明。ポンペオ氏はまた、米國式の資本主義と経済自由化が、多くのアフリカ諸國が長年にわたって社會(huì)主義を試して失敗した後の唯一の前進(jìn)の道だと主張したという。

そして、記事は「アフリカ訪問の終わりに際して、ポンペオ氏はいかなる重要な合意、新たな提案もしなかった。このことはアフリカの政治評(píng)論家の一種の見方をより深めた」とし、その「見方」について、「米國のアフリカ政策は人道主義的なプロジェクトと貿(mào)易利益から、中國を経済的なライバルとして注目することに変わったということだ」と紹介した。

「米中のアフリカへの経済投資には大きな差がある」と記事は述べ、「米國政府は人道主義プロジェクトを削減し、アフリカにおける最大の貿(mào)易利益計(jì)畫も期限を迎えようとしている。このような狀況の中で気前のいい聲明がなかったことは、米國のアフリカ政策が口だけで実が伴っていないと言える」と論じた。

その上で記事は、中國のアフリカ投資について紹介。「中國の投資は主に國有銀行と國有企業(yè)が行っており、その數(shù)は米國の投資よりはるかに多い」と伝えた。そして、「非常に多くのアフリカ人が、貧富にかかわらず中國商品の貿(mào)易で生計(jì)を立てている。アフリカ大陸の各地に見られるインフラ設(shè)備の多くは中國が出資して建造したものだ」と指摘した。

記事によると、ポンペオ國務(wù)長官はアフリカ訪問中、多くの狀況において中國を名指しすることはなかったが、アフリカに対する米國と中國の接し方を?qū)澅趣筏皮い郡韦厦鳏椁坤盲郡趣い?。記事は、アンゴラでポンペオ國?wù)長官が「われわれが來るとアンゴラ人を雇用し、お金を持ってきてアンゴラ人の益となる。ここに投資するすべての國がこのようにするわけではない。われわれに政治的な目的はない」と述べたことを伝えた。

記事は、「しかし、アンゴラの中國系企業(yè)に対する研究によると、建築と製造プロジェクトにおいて70％以上の従業(yè)員がアンゴラ人だった」と説明。一方、米國は最近、ナイジェリアやタンザニア、エリトリア、スーダンに対して入國制限措置を加えており、「アフリカ諸國との関係を緊張させている」と述べた。（翻訳?編集/山中）