2013年10月25日、香港紙アップルデイリーは記事「習(xí)近平は乾隆帝か、それとも西太后か」を掲載した。

【その他の寫(xiě)真】

英誌エコノミストは今年5月、皇帝の衣裝を身にまとった習(xí)近平（シー?ジンピン）國(guó)家主席の合成寫(xiě)真を表紙に掲載した。清朝の第3代皇帝?康煕帝から第5代皇帝乾隆帝の時(shí)代は盛世と呼ばれ、その版図と國(guó)力はピークに達(dá)したが、その後は下り坂へと向かうことになる。同誌は習(xí)主席を乾隆帝になぞらえ、中國(guó)の將來(lái)の不透明さを指摘している。

一方、習(xí)主席を西太后になぞえらえる人もいる。日清戦爭(zhēng)に敗北した清朝には改革の機(jī)運(yùn)が芽生え、いわゆる戊戌変法と呼ばれる政治改革が実施されたが、西太后ら反改革派によって潰された。米NPOのアジア?ソサイエティー米中関係センターのオリビエ?シェル主任は、エコノミスト誌に習(xí)主席と西太后の置かれた立場(chǎng)は似通っているとのコメントを寄せている。さらに、改革のスピードが遅すぎれば社會(huì)は停滯し早すぎれば動(dòng)揺をきたすと指摘した。

中國(guó)國(guó)內(nèi)でも同様の視點(diǎn)が話題となっている。中國(guó)共産黨中央黨校の機(jī)関紙?學(xué)習(xí)時(shí)報(bào)は8月、「西太后はなぜ立憲主義をとろうとしたのか」との記事を掲載。戊戌変法を潰した西太后だが、後に改革の必要性を悟り、いわゆる光緒新政と呼ばれる改革路線を推進(jìn)する。しかし改革は時(shí)期を逃し、清朝を滅亡から救うことはできなかったと學(xué)習(xí)時(shí)報(bào)記事は指摘する?，F(xiàn)在の改革も時(shí)期を逸してはならないとの主張が込められている。（翻訳?編集/KT）