2020年2月24日、中國(guó)メディアの參考消息は、豪サイト「East Asia Forum」に掲載された日本の宇宙開(kāi)発は國(guó)內(nèi)外で議論を呼んでいるとする記事について紹介した。

參考消息によると、記事は、今年1月の國(guó)會(huì)で安倍晉三首相が宇宙空間を利用した安全保障について言及したと紹介。昨年、航空自衛(wèi)隊(duì)に宇宙作戦隊(duì)を創(chuàng)設(shè)するとの発言があったことも伝えた。

この件について、一部の國(guó)のメディアから心配の聲が出ていると記事は指摘。だが、「日本の宇宙方面での野心は真新しいことではなく、こうした聲明は日本が直ちに米ロなどの宇宙競(jìng)爭(zhēng)に加わることを意味しているのではない。宇宙での活動(dòng)と能力の方面において、日本は法的制限を受けている」と論じ、憲法9條に基づき、1969年に國(guó)會(huì)で宇宙開(kāi)発利用は「平和利用」に限ると定められていると伝えた。

そして、日本は98年に情報(bào)収集衛(wèi)星計(jì)畫(huà)を?qū)g施したと記事は紹介。日本政府は、これは69年の決議に違反したものではなく、防衛(wèi)目的であると説明していたと伝えた。記事は「平和目的の意味が最初の非軍事から非攻撃性に変わった」と指摘し、2008年に成立した宇宙基本法で、「軍用級(jí)の情報(bào)衛(wèi)星研究のためのドアが大きく開(kāi)かれた」などと論じた。

その上で記事は、日本は現(xiàn)在、5基のレーダー情報(bào)収集衛(wèi)星と2基の光學(xué)情報(bào)収集衛(wèi)星を有しており、さらに8基の情報(bào)収集衛(wèi)星と2基の中継衛(wèi)星の開(kāi)発を計(jì)畫(huà)していると紹介。宇宙作戦隊(duì)の主な任務(wù)はこうした衛(wèi)星の保護(hù)であり、このために地上に光學(xué)望遠(yuǎn)鏡と衛(wèi)星レーザー測(cè)距を配備すると伝えた。

記事は、「日本の宇宙戦略は、ほぼ純粋に防衛(wèi)性のものであるとはいえ、全く攻撃性の要素がないことを意味しているわけではない」と分析?！赣钪嬗?jì)畫(huà)の目標(biāo)には、電磁分野で協(xié)力し、相手のC4Iシステム能力を妨害することが含まれており、將來(lái)的に日本が衛(wèi)星攻撃兵器へと発展させる可能性を排除できない」としている。そしてこれは、日本國(guó)內(nèi)で合憲性に関する議論を呼ぶことは間違いないと論じた。

また、日本の情報(bào)収集能力と位置情報(bào)能力は、自衛(wèi)隊(duì)が正確に目標(biāo)を攻撃するための鍵であると指摘。日本國(guó)內(nèi)では、ミサイル発射臺(tái)と車(chē)両を攻撃する能力の保有を求める意見(jiàn)もあり、正確な位置情報(bào)は攻撃に必要であると伝えた。（翻訳?編集/山中）