2013年10月28日、今月1日に中國(guó)で新「観光法」が施行されてから1カ月も経っていないが、施行前に観光市場(chǎng)で橫行していた「格安ツアー」「強(qiáng)制ショッピング」はほぼ姿を消した模様だ。中國(guó)広播網(wǎng)が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

業(yè)界専門(mén)家や関係者は、「新観光法施行後、中國(guó)の中小旅行業(yè)者は次第に數(shù)が少なくなっている」と口を揃えた。それまでは多くの中小旅行業(yè)者が格安のツアー代金や利益ゼロ?マイナスのツアー代金で観光客を引きつけていた。利益がゼロあるいはマイナスでは商売が成り立つ訳がなく、このマイナスを補(bǔ)うのが観光客をショッピングに強(qiáng)制的に連れて行き、店から仲介料を得るというやり方だった。この強(qiáng)制ショッピングが禁止された新観光法の施行によって、中小旅行業(yè)者が生き殘るための道が斷たれたことになる。

現(xiàn)在、2013年中國(guó)昆明國(guó)際観光交易會(huì)が開(kāi)催されている。今年の交易會(huì)には102カ國(guó)?地域が參加、大手から中小に至るまで、旅行業(yè)者も多數(shù)出展している。會(huì)場(chǎng)には多くの旅行業(yè)者責(zé)任者やツアーガイドの姿が見(jiàn)られた。

旅行業(yè)者は、「コストを割るような格安ツアーを敢えて売り出すような旅行會(huì)社は今では皆無(wú)となった。強(qiáng)制ショッピングによる紹介料収入でツアー代金のコスト割れを補(bǔ)うことが不可能となったことから、ツアー代金の赤字はそのまま會(huì)社にダメージとなるため、格安ツアーを出すことなどもはやあり得ない」と指摘した。

ツアーガイドは、「多くのガイドが國(guó)慶節(jié)連休以降、土産物店にツアー客をショッピングに連れて行くことはなくなった。それまではツアー客を観光名所や土産物店に連れていくことで得られる紹介料がガイドの重要な収入の一部だったが、この儲(chǔ)けが全くなくなった」と語(yǔ)った。

しかし、注意しなければならないのは、新観光法ではショッピングの強(qiáng)制は禁止されたが、これは特定の店舗にツアー客を連れて行くことを禁じているだけで、「ツアー客がショッピングをする時(shí)間を確保してはならない」という意味ではない、ということだ。名所の観光を終えて、フリータイムができれば、もちろんツアー客は好きな場(chǎng)所に買(mǎi)物に行くことができる。ただ、ツアーガイドが紹介料を目的として、ツアー客を特定の場(chǎng)所にショッピングに連れて行く行為は禁止されている。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?翻訳/KM?編集/內(nèi)山）