2013年10月28日、今年のカンヌ國(guó)際映畫(huà)祭で最優(yōu)秀腳本賞に輝いた日中合作映畫(huà)「罪の手ざわり」（A Touch of Sin / 中國(guó)語(yǔ)タイトル：天注定）に、中國(guó)での上映禁止の情報(bào)が浮上した。映畫(huà)情報(bào)サイト?時(shí)光網(wǎng)が伝えた。

第66回カンヌ國(guó)際映畫(huà)祭のコンペティション部門(mén)で、中國(guó)語(yǔ)映畫(huà)として唯一出品され、最優(yōu)秀腳本賞に輝いた「罪の手ざわり」。北野オフィス製作による日中合作映畫(huà)で、ベネチア國(guó)際映畫(huà)祭で金獅子賞を受賞した「長(zhǎng)江哀歌」のジャ?ジャンクー（賈樟柯）監(jiān)督作品だ。急速な経済発展を遂げる中國(guó)の4都市を舞臺(tái)に、鉱山で働く男、風(fēng)來(lái)坊で犯罪者の男、工場(chǎng)労働者の青年、サウナ店員の女性を配し、社會(huì)構(gòu)造の理不盡なゆがみを描いた作品で、今の中國(guó)に見(jiàn)られる現(xiàn)実社會(huì)を浮き彫りにした。

シビアな視點(diǎn)で描く作品だけに、中國(guó)國(guó)內(nèi)での規(guī)制問(wèn)題が話題になっていた。しかし、今夏の時(shí)點(diǎn)で11月公開(kāi)が決定。しかもノーカット上映が伝えられていた。28日、有名インターネット作家のワン?シャオシャン（王小山）氏が自身のミニブログで、「罪の手ざわり」が當(dāng)局の審査に引っかかり、上映禁止になったと書(shū)き記し、ネット上で一気に拡散した。この書(shū)き込みは間もなく削除されたが、続いてジャ監(jiān)督がミニブログで上映禁止に直面したような、意味深なメッセージを発表している。

「罪の手ざわり」の配給側(cè)は中國(guó)メディアのインタビューに対し、「現(xiàn)段階では文書(shū)による通達(dá)は何も屆いていない」と語(yǔ)っている。（翻訳?編集/Mathilda）