中國(guó)武漢市で発生した新型コロナウイルスの感染が広まる中、韓國(guó)政府が中國(guó)全域からの入國(guó)禁止を求める要請(qǐng)を卻下した。中國(guó)メディアの観察者網(wǎng)が25日、韓國(guó)?聯(lián)合ニュースの報(bào)道を引用して伝えた。

記事は、「韓國(guó)で新たに確認(rèn)される感染者數(shù)は連日急増しており、主に東南部の大邱市とその周辺地域に集中している。外界は文在寅（ムン?ジェイン）政権により積極的な対応を求めており、そのプレッシャーはますます大きくなっている。しかし、今になって事態(tài)を重視してももう遅いという批評(píng)家もいる」とした。

その上で、「韓國(guó)はこれまで、湖北省に居住や滯在したことがある人を?qū)澫螭?、入?guó)禁止措置を?qū)g施していたが、冬休みが終われば、何萬(wàn)人もの中國(guó)人留學(xué)生が韓國(guó)に戻る」と指摘。これを受け、主要な保守系野黨である未來(lái)統(tǒng)合黨の関係者らが、文政権に中國(guó)からの入國(guó)を全面禁止にするよう求め、保守派の韓國(guó)紙はこれをすぐに支持したという。

しかし、韓國(guó)政府はこの求めを卻下した。ある匿名希望の政府職員は、醫(yī)療や検疫の専門家の見(jiàn)解を引用し、このような越境移動(dòng)を規(guī)制する措置は、必ずしもウイルスの感染拡大防止に有効ではないとして、「（新型コロナウイルスに）関連する決定は、感情ではなく科學(xué)的根拠に基づいて行うべきだ」と述べたという。

この職員は、「韓國(guó)はすでに新型コロナウイルスに対する警戒レベルを『オレンジ』から最高の『赤色』に引き上げたが、これは國(guó)民に対する検疫の実施體制を強(qiáng)化することを意味する。それぞれのコミュニティーで速やかに感染者を発見(jiàn)し、すぐに隔離と治療を行い、死亡率を抑えるということだ」と話したという。

記事によると、韓國(guó)の丁世均（チョン?セギュン）首相は24日のブリーフィングで、「韓國(guó)は輸出の25％、輸入の20％を中國(guó)に依存している」と述べ、「韓國(guó)と周辺國(guó)との外交?経済関係を考慮すると、中韓國(guó)境を一時(shí)的に封鎖するには現(xiàn)実的に問(wèn)題がある」との認(rèn)識(shí)を示していた。（翻訳?編集/毛利）