2013年10月30日、米ニューヨーク?タイムズ（中國語版）によると、あるウイグル族の學(xué)者は、28日に天安門で起きた自動車突入?爆発事件が民族間の問題を複雑にすることを懸念している。

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28日正午ごろ、天安門前の路上で1臺の自動車が通行人に突進。車は金水橋の柵に激突し、出火後に爆発。これにより5人が死亡し、日本人男性1人を含む38人が負(fù)傷した。目撃者によると、車はクラクションを鳴らして通行人に注意を促しており、スローガンが書かれた布のようなものが付けられていたという。事件の背景には、當(dāng)局のウイグル族への弾圧があるとみられている。

事件発生の數(shù)カ月前から、新疆ウイグル自治區(qū)の暴力事件は増加しており、すでに100人余りが死亡している。それらの事件のほとんどは、初めは平和的な抗議活動から始まり、のちに暴動へと発展した。6月にピチャン県で発生した衝突は、當(dāng)局が宗教活動を制限したことに対する不満が誘発したものだった。しかし、當(dāng)局は事件をテロと斷定し、事件に関わったとされる3人のウイグル人に死刑を言い渡している。

蘭州大學(xué)中央アジア研究所所長の楊（ヤン）教授は「新疆ウイグル自治區(qū)で絶えず起きている暴動が中國內(nèi)陸各地に広まるのは時間の問題?！哎匹怼堡摔蟻徊バ预ⅳ?。今回の事件は関係部門にとって、彼らの活動範(fàn)囲が拡大しているという1つの警告である」としている。

しかし、ウイグル族のある學(xué)者は、今回の事件の犯人の身分や動機について結(jié)論を出すのは早すぎると警告する?！钢袊俗·?000萬のウイグル人はさまざまな差別を受けており、漢族とウイグル族の間にはすでに大きな憎しみが存在する。すべての事実を確認(rèn)する前にこれらの人々をテロリストと呼ぶことは、民族間の問題を複雑にするだけである」としている。（翻訳?編集/北田）