2020年3月2日、中國メディアの國際金融報(bào)は、「日本と韓國はまだ新型コロナウイルスの感染拡大を効果的に抑制できておらず、半導(dǎo)體と自動(dòng)車のグローバルな産業(yè)チェーンが打撃を受ける可能性がある」とする記事を掲載した。

記事は、「日本と韓國は、半導(dǎo)體産業(yè)の強(qiáng)國であり、自動(dòng)車輸出大國だ」とした上で、まず韓國の狀況について、「國內(nèi)で感染が最も深刻な大邱市と慶尚北道に最大限の封鎖措置を?qū)g施すると発表した。慶尚北道は、韓國で面積が最も大きい行政區(qū)であり、製造業(yè)が盛んな地域でもある。道內(nèi)の亀尾市は『韓國のシリコンバレー』とも呼ばれ、サムスン電子やサムスンSDI、LGエレクトロニクス、LGディスプレイなどが産業(yè)団地內(nèi)に工場(chǎng)を設(shè)立している」とした。

そして、「韓國の大韓商工會(huì)議所の初歩的な統(tǒng)計(jì)によると、サムスン電子やSKハイニックスなどの大企業(yè)、さらには100近い中小企業(yè)でこれまでに、新型コロナウイルスへの感染や感染の疑いもしくは感染者との接觸などが原因で生産停止や隔離などの狀況が見られている。現(xiàn)代自動(dòng)車の韓國國內(nèi)の工場(chǎng)も、部品供給不足で生産停止に追い込まれている」とした。

一方、日本については、東京商工リサーチが2月16日までに國內(nèi)企業(yè)に新型コロナウイルスの影響を聞いたところ、1萬2348社のうち2806社（全體の23％）が企業(yè)活動(dòng)に「現(xiàn)時(shí)點(diǎn)ですでに影響が出ている」と回答し、産業(yè)別では製造業(yè)が944社で最も多かったことや、現(xiàn)時(shí)點(diǎn)で影響は出ていないものの「今後影響が出る可能性がある」との回答が全産業(yè)の44％を占めたこと、今後の懸念について「サプライチェーンへの影響」との回答が37％に上ったことなどを紹介した。（翻訳?編集/柳川）