盜聴スキャンダルで米國は窮地に、中國にとってプラス―香港紙

Record China    2013年11月2日(土) 14時3分

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10月31日、香港紙?亜州時報は記事「中國は米國家安全保障局スキャンダルで利益を得た」を掲載した。中國のサイバースパイを批判していた米國の國際的盜聴が発覚した。中國にとってはプラスだと分析している。資料寫真。

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2013年10月31日、香港紙?亜州時報は記事「中國は米國家安全保障局スキャンダルで利益を得た」を掲載した。11月1日、環(huán)球時報が伝えた。

その他の寫真

米國による國際的盜聴問題において、ますます多くの國が批判者の列に加わっている。ただしこれらの批判者の中で米國の覇権に挑戦しようとする手段と動機を持っている國は一カ國だけだ。それは中國。米國家安全保障局(NSA)の盜聴行為は中國にとって米國の世界的地位を弱めるための格好の材料となった。

この問題の解決のため中國とロシアは草案を提出した。しかし米國の同盟國からも強い批判の聲は上がっている。ドイツ、ブラジルはサイバースパイ行為抑制の決議を國連に提案する構(gòu)えだ。たとえ米國が國連決議を阻止したとしても長年の同盟國との関係は大きく損なわれるだろう。

そして國際社會の民意もまた中國の対米戦略の助けとなろう。米國は唯一無二の道徳的國家として自己を位置づけてきたが、その粗野で傲慢な行為は國家イメージを傷つけるものとなった。わずか數(shù)カ月前は中國のサイバースパイ行為を批判していたにもかかわらず、だ。

中國は今後、米國の道徳的詐欺の追求を続け、國連による諜報行為抑制の決議を支持するだろう。それは米國とその同盟國との間に亀裂をうがつものである。しかしその傷は米國自身が作りあげたものだ。米國が中國に投げつけた石。その石は跳ね返って米國自身の足を傷つけるものとなったのだ。(翻訳?編集/KT)

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