2020年3月4日、韓國?聯(lián)合ニュースは、韓國で整形手術(shù)中に死亡した香港の財閥3世の遺族が、當時の醫(yī)療陣を相手に訴訟を起こしたと報じた。

記事によると、死亡したのは有名アパレルブランドBossiniの創(chuàng)設(shè)者である羅定邦氏の孫娘エビータ?ローさん。ローさんの遺族はソウル江南區(qū)にある整形外科と同病院の醫(yī)師2人、看護師1人を相手取り、香港裁判所に損害賠償訴訟を起こしたという。

ローさんは今年1月21日、35歳の誕生日の記念に韓國人ブローカーから紹介を受けた同病院で脂肪吸入と豊胸手術(shù)を受けた。ところが手術(shù)中に激しい痛みを訴え、醫(yī)療陣は鎮(zhèn)靜剤を投與するなどの処置を行った。その後ローさんは昏睡狀態(tài)に陥り大型病院に緊急搬送されたが、死亡が確認されたという。

ローさんは10年前に現(xiàn)在の夫と結(jié)婚し7歳の息子がいる。夫は、手術(shù)前に麻酔剤に対するアレルギー反応テストを行っていなかったこと、手術(shù)に麻酔専門醫(yī)が立ち會わず、患者の署名が必要な手術(shù)危険告知書に病院側(cè)が代わって署名していたことなどを挙げ、「彼女の死亡により彼女が相続することになっていた莫大（ばくだい）な遺産を失うことになった。醫(yī)療陣に殺人罪と文書偽造罪を適用すべき」と主張しているという。

香港整形外科協(xié)會のホ?チュミン會長は「ローさんの死は麻酔過程に関連しているとみられる。過度もしくは誤った麻酔剤投與は気道をふさぎ、非常に危険な狀況を招きかねない」と説明しているという。

ただ法曹界では「當該手術(shù)に香港人や香港の醫(yī)療機関が関係していない」として、今回の訴訟提起が受け入れられない可能性も指摘されているという。これに対し、遺族は韓國で別途訴訟を起こす計畫も明らかにしているという。

これを受け、韓國のネット上では「他の被害者を出さないためにも、醫(yī)師や病院を公開して」「絶対に韓國で訴訟すべき」「これが韓國人だったら勝訴の可能性は望めないけど、香港の財閥だったらできるかも」と応援の聲が上がっている。また「江南のちょっと名の知れた整形外科で働いたことがあるけど、ほんとひどい。衛(wèi)生管理も徹底していないし、麻酔専門醫(yī)も名前を掲げているだけで代理も多い」「整形外科の醫(yī)師は醫(yī)師じゃない。金好きの美容師」など韓國整形業(yè)界の闇を非難するユーザーも多く、対策として「手術(shù)中の録畫を義務(wù)化すべき」と提案する聲も。

一方で「韓國で醫(yī)療訴訟を起こしたところで、當該整形外科は病院を閉めて、ほとぼりが冷めたら別のところで開業(yè)するだろう」と指摘する聲や、「相続するはずだった遺産を失ったという訴訟理由が印象的。それなら韓國も中國に訴訟起こそうか？新型コロナのせいで経済活動もできず自営業(yè)への被害がひどい」「それならコロナで亡くなった人の遺族も中國に訴訟起こさなきゃ」などのコメントも寄せられている。（翻訳?編集/松村）