SARS発生源、キクガシラコウモリが有力―中國

Record China    2013年11月3日(日) 8時20分

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1日、中國科學(xué)院武漢ウイルス研究所の石正麗研究員が率いる國際研究チームはこのほど、SARSウイルスに相似するSARSコロナウイルスを抽出し、キクガシラコウモリがSARSウイルスの起源であることを裏付けた。寫真は03年5月、北京地壇醫(yī)院SARS児童病棟。

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2013年11月1日、中國科學(xué)院武漢ウイルス研究所の石正麗(シー?ジョンリー)研究員が率いる國際研究チームはこのほど、SARSウイルスに相似するSARSコロナウイルスを抽出し、キクガシラコウモリがSARSウイルスの起源であることを裏付けた。同研究結(jié)果は科學(xué)誌「ネイチャー」のウェブ版に掲載される。人民日報が伝えた。

その他の寫真

SARSコロナウイルスは2002?2003年に集団発生したSARS(重癥急性呼吸器癥候群)の病原だ。感染癥學(xué)の検証および生物情報學(xué)の分析によると、野生動物市場に流通していたハクビシンがSARSコロナウイルスの宿主とされる。世界各地(アフリカ?歐州?中國を含む)のコウモリの體內(nèi)から、SARSウイルスに相似するSARSコロナウイルスが発見されているが、これらのウイルスはヒトとハクビシンのアンジオテンシン変換酵素2(ACE2)を感染受容體とすることができず、SARSウイルスの「近親者」ではない。同チームが抽出したSARSコロナウイルスは、ヒト、ハクビシン、キクガシラコウモリのACE2を感染受容體とし、ヒト、ブタ、サル、コウモリの各種細(xì)胞に感染することが可能だ。この実験結(jié)果は、キクガシラコウモリがSARSコロナウイルスの自然の宿主であるという説に、より直接的な証拠をもたらした。

研究者は、「コウモリはさまざまなウイルスを持っているが、これがヒトに感染する機(jī)會は少ない。コウモリは自然環(huán)境で重要な役割を果たしている。コウモリなどの野生動物の生存環(huán)境の保護(hù)は、野生動物からの感染を防ぐ最良の手段だ」と語った。(提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/YF?編集/TF)

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