今回香港に滯在中にはいろいろな香港人と話をしたり、道を訪ねたりしました。當(dāng)然香港の男性と話す機(jī)會(huì)や食事をする機(jī)會(huì)もありました。そうした中で香港の男性の印象をあくまで私個(gè)人の感想ですが、述べてみたいと思います。

香港滯在記の一番最初のコラムは香港のおばちゃんパワーのことを書(shū)きましたが、香港の女性は確かに強(qiáng)くて頼もしい。が、怖い訳ではありません。パワーがあるといった方がいいかもしれません。香港の女性は強(qiáng)いかもしれないですが、ちゃんと他人への優(yōu)しさや気遣いもあります。

では、男性はどうでしょうか？香港スターを見(jiàn)てみても男性には結(jié)構(gòu)イケメンも多いし、香港の女性にも人気があるスターが少なからずいます。私は以前日本で香港のスーパースターのアンディ?ラウのファンミーティングに參加したことがありました。この時(shí)にもうスターの風(fēng)格ありありで、ファンの扱いもとても慣れていて、スマートだし、ファンからの際どい質(zhì)問(wèn)にも、サラッとファンを傷つけないように答えていました。これが人気の所以なのかなと感じました。

そして、今回香港で話をした香港の男性の印象はというと、若い人でも年配者でも女性には本當(dāng)に気を使いますね。香港滯在中2日目に友人とこの友人の友達(dá)6人が來(lái)て、この中に男性が2人いました。この男性の中に熱心な仏教徒の男性がいました。とても知的で話し方も丁寧ですし、この男性のフェイスブックを見(jiàn)ても文化的レベルが高いと認(rèn)識(shí)しています。

海鮮料理を食べに行った時(shí)にもこの場(chǎng)所の説明を私に一生懸命に説明してくれて、漁港に船が停泊していたのを見(jiàn)て、「近づいて寫(xiě)真撮ってみたら？近づいても大丈夫だから」と私を案內(nèi)してくれました。

そして、食事中に私の娘がトイレに向かった後にこの男性は娘のことを心配し、トイレに見(jiàn)に行きました。娘がトイレから戻って來(lái)て私に「○○さんが心配してくれてわざわざ來(lái)てくれたよ。私も一応トイレの場(chǎng)所を知ってたし、トイレの中國(guó)語(yǔ)を読めるのに」と言ったので、「きっと香港に慣れていないと思って心配してわざわざ見(jiàn)に行ってくれたんだよ。私はたぶん大丈夫だと思うと言ったんだけど、心配して見(jiàn)に行ってくれたんだよ」と娘に言いました?！赶愀郅文行预蟽?yōu)しいんだよ、それにあの人は熱心な仏教徒で他人に対する心遣いもできるんだよ」と娘に話しました。

そして、食事中も2人の男性は私と娘に一生懸命に食事をお皿に盛ってくれていました。私は2人に、「大丈夫ですよ、自分でやるのでお?dú)萸菠い胜工妊预い蓼筏郡ⅳい膜庾匀护摔长Δ筏啃袆?dòng)が出るんでしょうね。感心するばかりでした。

香港滯在の最後の日の午後、別の友達(dá)に會(huì)いにPMQというところに行きました。最初にこの友人と知り合ったのはフェイスブックでこの友人のデザインしている自分のお店のことが書(shū)いてあった投稿に私が質(zhì)問(wèn)したことに始まり、その年にこの友人が原宿に期間限定で店をオープンすると知らせてくれたので行ってみました。それから日本で災(zāi)害などがあれば「大丈夫ですか？」などとメッセージをくれていました。

今回も私は香港に行くことを言ってあったので、時(shí)間があれば會(huì)いに行こうかなと思っていたら、香港に出発する前日に、「香港に來(lái)たらぜひお會(huì)いしたいです」とメッセージが來(lái)たので、現(xiàn)地についてから時(shí)間を調(diào)整して會(huì)いに行きました。せっかく香港に來(lái)たのに會(huì)いに行かないなんて悪いとも思ったので。

約束の日になり、途中まではトラムに乗って目的地近くまで著いたのですが、私はこの友人に、「〇〇と??のどちらで降りたほうが近い？」とメッセージを入れました。すると「調(diào)べるから待ってて」という返事が來(lái)て、數(shù)分後に來(lái)た返信はとても詳しく書(shū)いてくれました。しかも、どこどこで曲がってそこからどこどこまでまっすぐ行ってなど、GPSの案內(nèi)よりもとても詳しく書(shū)いてくれました。GPSも同時(shí)に起動(dòng)していたのですが、この友人の書(shū)いてくれた道順の方がとても詳しかったのです。そして、GPSの案內(nèi)を見(jiàn)たら友人の言う通りに動(dòng)いていました。私が香港の街に不慣れだと思ったのか、とても親切に案內(nèi)してくれました。とてもマメな人なのかなとも思いました。なにせ細(xì)かいアクセサリーなどのデザインをしている人だから気の使い方もすごいのかな？とも。

そうして、無(wú)事に友人の店に著いてから、友人が「一緒に飲茶に行こう」と自分の仕事のパートナーも誘い、娘と私と友人とそのパートナーの4人で飲茶に行きました。レストランは香港の伝統(tǒng)スタイルの飲茶レストランでした。娘はワゴンに運(yùn)ばれてくる料理に友人が手を伸ばし、料理を取っている姿を見(jiàn)て驚いていました。そうしたら友人が「ワゴンの側(cè)に來(lái)て好きなものを自由に取ってもいいんだよ」と教えてくれました。

そして、食べている時(shí)も自分のことはそっちのけで私たちに一生懸命にサービスをしてくれました。私は「大丈夫よ、香港は初めてじゃないし、自分たちで取れるから、自分の分をちゃんと食べてよ！見(jiàn)てたらあんまり食べてないじゃない？そちらの方も食べてる？少ないみたいだけど」と話し、友人に食べるように言いました。

友人からは日本から來(lái)てくれたのだから、しかもこのコロナウイルス騒ぎの最中に來(lái)てくれたのだから歓迎しようという気持ちがとても伝わって來(lái)ました。

香港の男性に道を聞くと丁寧に教えてくれます。イギリス統(tǒng)治の時(shí)代だった時(shí)からこうした習(xí)慣が自然に身につくようになったのかもしれませんね。香港は長(zhǎng)年イギリスの統(tǒng)治下で生きてきましたが、異國(guó)の文化が入って來(lái)ることで伝統(tǒng)ある中國(guó)文化が侵されることなく、2つの文化がうまく融合されているのが香港なのかもしれないと感じたのでありました。

香港では女性はきつく強(qiáng)そうに見(jiàn)えて、男性は弱そうに見(jiàn)えることがあったのですが、よく観察してみると、男性は女性が発揮できるところを女性に譲り、男性は男性しかできないことを自然に行動(dòng)に起こす！これに盡きるかもしれません。

これがもしかしたら男女や夫婦が上手くやっていけるコツなのかもしれないと香港で感じました。

■筆者プロフィール：茶妹小丸子

1967年生まれ。千葉県出身。中國(guó)浙江省杭州大學(xué)（現(xiàn)浙江大學(xué)）漢語(yǔ)進(jìn)修コースに1年留學(xué)。広西チワン族自治區(qū)外貿(mào)公司駐日本代表事務(wù)所に5年の勤務(wù)、上海に4年間駐在した経験を持つ。バリバリのキャリアウーマンでもない、半分パートタイムで半分専業(yè)主婦が30年間自分の目で見(jiàn)て聞いた事を日本の皆さんに紹介できたら！と思っている。

Facebookはこちら
※フォローはメッセージ付きで。