い2013年11月、韓國(guó)の臺(tái)灣鯛バッシングに臺(tái)灣のメディアや漁民が抗議の聲をあげた。

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10月25日、韓國(guó)のテレビ局チャンネルAは臺(tái)灣鯛に関する番組を放映した。臺(tái)灣鯛は海水に生息しているタイではなく、淡水で養(yǎng)殖されたものだと“暴露”したほか、抗生物質(zhì)の亂用、養(yǎng)豚場(chǎng)や工場(chǎng)の排水が養(yǎng)殖場(chǎng)に流れ込んでいるなど劣悪な環(huán)境で育てられているなどと告発した。

報(bào)道を受け、韓國(guó)の輸入業(yè)者が臺(tái)灣鯛の輸入を拒否したり、あるいは検疫で輸入がストップされるケースまで出ているという。韓國(guó)は臺(tái)灣鯛輸出量の約半分を受け入れている巨大市場(chǎng)。今回の騒ぎを受け臺(tái)灣鯛の価格は急落している。

臺(tái)灣では政治家、メディア、漁民はチャンネルAの番組が一面的で誤解を招くものと批判している。厳しい検査により養(yǎng)殖場(chǎng)の水質(zhì)は確認(rèn)されているほか、海外の著名な料理人が養(yǎng)魚場(chǎng)を視察したことも觸れられた。臺(tái)灣漁民からは韓國(guó)製品をボイコットするべきとの聲も上がっている。

臺(tái)灣鯛はタイ科の魚ではなくいわゆるティラピアの一種。モザンビークティラピアとナイルティラピアを交配して作られた品種である。ティラピアはシクリッド科に屬するが、臺(tái)灣ではシクリッド科を「慈鯛科」と表記するため、臺(tái)灣鯛という呼稱には問(wèn)題はないと主張。臺(tái)灣鯛は代替魚として高い評(píng)価を得ていると反論した。実際、臺(tái)灣行政院農(nóng)業(yè)委員會(huì)の日本語(yǔ)サイトでも「ティラピア（臺(tái)灣鯛）」と明記している。

日本でもティラピアはイズミダイ、チカダイの名稱でタイの代替魚として流通していたこともある。現(xiàn)在はタイの養(yǎng)殖コストが下がったため、市場(chǎng)にはほとんど出回っていないという。

韓國(guó)では代替魚としての認(rèn)識(shí)が広がっていなかったためか、臺(tái)灣鯛はタイではないとのニュースは驚きを持って受け止められたようだ。レストランでは臺(tái)灣鯛の提供を中止する動(dòng)きが広がっている。また淡水魚の臺(tái)灣鯛は寄生蟲や細(xì)菌の問(wèn)題もあり刺身で食べるには適していないのに、韓國(guó)では刺身用として提供されていたのは許せないなどと反発が広がっている。（翻訳?編集/KT）