100億元（約1550億円）規(guī)模の損失が報(bào)じられる中國(guó)の映畫業(yè)界だが、當(dāng)局の指示で3月に全面再開(kāi)を予定していた北京市內(nèi)の映畫館はその後、新たな指示により再開(kāi)を見(jiàn)送っている。

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新型コロナウイルスの感染拡大により、中國(guó)では今年1月20日過(guò)ぎから映畫館が軒並み閉鎖へと追い込まれた。1年で最も映畫界が潤(rùn)う春節(jié)（舊正月）シーズンを直撃し、予想外の大きな痛手に苦しむ映畫業(yè)界だが、全面閉鎖から約1カ月を迎えた先月26日、北京市電影局が再開(kāi)に向けての指示を書いた「新型コロナウイルス流行期間の北京市映畫産業(yè)の再開(kāi)における防疫の手引き」を公開(kāi)。3月の再開(kāi)を要求していた。

この手引きには「上映終了のたびに館內(nèi)消毒と通気」「観客を詰め込まない」などといった細(xì)かい指示が書かれているが、これに中國(guó)のネットユーザーが反発?！父腥兢筏诵肖堡妊预Δ韦埂笗r(shí)期尚早だ」「再開(kāi)しても誰(shuí)も行かない」などといった反対の聲が上がったが、こういった世間の反発を重く見(jiàn)たのか、北京市當(dāng)局はこのほど「まだ再開(kāi)できる條件が整わない」として、3月再開(kāi)の計(jì)畫を中止することを明らかにしている。

香港の日刊紙アップルデイリーの取材に応じた北京市內(nèi)のシネコンの代表者は、當(dāng)局による“朝令暮改”に翻弄（ほんろう）されていることを明かし、「閉鎖の続行はもちろん理解するが、経営側(cè)としては非常に苦しい。この狀態(tài)が長(zhǎng)引けば経営破綻も続出するし、事態(tài)が収まっても映畫館に観客が戻るのはかなり時(shí)間がかかるだろう」と語(yǔ)っている。（Mathilda）