2013年11月4日、西太平洋で行われた中國海軍の演習區(qū)域に自衛(wèi)隊の護衛(wèi)艦と偵察機が侵入したことについて、小野寺五典防衛(wèi)相が「中國側(cè)の抗議は全く理解できない。お互いが疑心暗鬼にならないためのホットライン構(gòu)築が大切」と指摘したとする日本メディアの報道に対し、中國の軍事専門家?杜文龍（ドゥ?ウェンロン）氏は「情勢悪化は日本側(cè)が主導的に仕掛けたものであり、ホットライン構(gòu)築の必要はない」との考えを示した。人民日報（電子版）が伝えた。

【その他の寫真】

中國當局は10月23日、國際海事機関を通じ、中國海軍が同24日から11月1日まで西太平洋公海で軍事演習と実弾射撃を行うと公表。付近を往來する各國の艦船に注意を呼び掛けた。しかし、日本の海上自衛(wèi)隊107護衛(wèi)艦は中國側(cè)からの度重なる制止を無視し、25日10時41分に演習區(qū)域に侵入して長時間とどまり、28日7時32分になってようやく離れたとしている。また、日本の偵察機も同區(qū)域に複數(shù)回侵入したほか、自衛(wèi)隊の護衛(wèi)艦や航空機が中國軍を高度に尾行、偵察、監(jiān)視した。

中國國防部の報道官は10月31日、日本側(cè)の一連の行動は中國の正常な軍事演習を妨げるだけでなく、航行の安全にも危害を及ぼしかねないとした上で、「判斷ミスや突発的な衝突にもつながりかねない危険な挑発行為だ」と非難。國防部がすでに日本側(cè)に対し厳正な申し入れを行ったことを明らかにした。

杜氏は日中間のホットライン構(gòu)築に向けた政治的基礎(chǔ)が整っていない現(xiàn)狀について「日本側(cè)による再三の挑発行為が主導的で悪意のあるものだからだ」と指摘?！搁_戦が目前に迫っていると考える人さえいる。こうした不信感のもとで、とりわけ日本側(cè)が主導的に情勢を悪化させている現(xiàn)狀では、ホットライン構(gòu)築の必要はない」との考えを示した。（翻訳?編集/NY）