2020年3月8日、新華社は、新型コロナウイルス感染者の濃厚接觸者らが隔離されていた福建省泉州市のホテルが7日夜に倒壊した際、1階で改修工事が行われていたと伝えた。

福建省泉州市鯉城區(qū)で7日夜、欣佳ホテルが突然倒壊し大勢の人ががれきの下に取り殘された。

泉州市鯉城區(qū)住建局の張翼（ジャン?イー）局長によると、倒壊したホテルの建物面積は約7000平方メートル、7階建てで、鉄骨建築だという。13年に建設(shè)され、18年にホテルとして改裝し、同年6月から営業(yè)を開始していた。ホテルには66室あり、1階の6店舗分のスペースのうち2店舗分はスーパーが入居していた。

今年の春節(jié)（舊正月）前に、事業(yè)主はスーパーに貸していた店舗を自動車販売店とするため改修工事を始めていたという。そして3月7日午後7時ごろ、事業(yè)主は現(xiàn)場の作業(yè)員から、作業(yè)中に1階の柱1本が変形しているとの電話を受けた。その3～4分後にホテルが倒壊したという。

張局長は、倒壊の原因が改修工事によるものなのか、もともとの構(gòu)造的な問題なのか、さらなる調(diào)査が必要だとしている。警察がすでに事業(yè)主の身柄を拘束しているという。

環(huán)球網(wǎng)によると、倒壊したホテルでは71人ががれきの下に取り殘された。8日午前10時30分現(xiàn)在、現(xiàn)場から42人が救出されたが、うち4人が死亡、重體が1人、重傷が4人だという。ほかに9人は自力で脫出したという。（翻訳?編集/山中）