2020年3月9日、環(huán)球時(shí)報(bào)は、新型コロナウイルスの感染拡大に対して「中國がどんなことをしてきたか冷靜に見てみよう」とし、中國の取り組みを稱賛する香港メディアの報(bào)道を伝えた。

記事によると、香港英字紙サウスチャイナ?モーニング?ポストは7日付の記事で「世界ではいまだに新型コロナウイルスについて、中國を『十字架に張り付け』ようとしている人がいる。深呼吸をして、これまで中國がウイルス拡散抑制でどんなことをしてきたかを冷靜に見つめ、狀況がすでに変化していることを知るべきだ」と報(bào)じた。

そして、同紙の報(bào)道として「街を封鎖する措置や數(shù)千萬人を隔離狀態(tài)にしたことで、中國政府はウイルスの急速なまん延にふたをかぶせた。感染者の拡大が落ち著いたのは、中國が戦時(shí)體制をとり、人類史上最も勇敢に、柔軟に、積極的に疾病コントロールに取り組んだたまものだ」とたたえた。

一方で同紙は「これまで対岸の火事として傍観していた世界の國で感染例が増えている。イタリアやドイツも深刻な狀況にあるが、特に米國はトランプ大統(tǒng)領(lǐng)の話よりもはるかに重大な事態(tài)になっていることから注目されている」とし、米國最大の看護(hù)師労働組合が「米政府は悲しいほど準(zhǔn)備ができていない。支離滅裂な公衆(zhòng)衛(wèi)生インフラでは、このような大規(guī)模の危機(jī)に対処できない」と政府に警告していることを伝えた。

記事はこのほか、湖北省武漢市に滯在しているというオーストラリア人男性が「今は武漢にいる方が、オーストラリアに帰るよりも安全だ」と語ったとする英紙デイリー?メールの8日付報(bào)道も併せて紹介している。（翻訳?編集/川尻）