2020年3月13日、韓國?マネートゥデイは「『コロナパニック』の韓國経済、コントロールタワーが見えず」との見出しで、韓國経済の現(xiàn)狀を報(bào)じた。

記事ではまず、「新型コロナウイルス感染により奈落に落ちた経済を立て直すコントロールタワーが見えない」と指摘している。2日連続で株価が暴落し、為替相場(chǎng)が高騰するなど金融市場(chǎng)が激しく揺れたが、韓國には「この狀況に責(zé)任を持って対応するリーダーシップがない」という。

経済政策を総括する洪楠基（ホン?ナムギ）副首相兼企畫財(cái)政部長官は補(bǔ)正予算の増額問題をめぐり、味方であるはずの與黨からの攻撃に苦しんだ。與黨?共に民主黨の執(zhí)行部は11日の幹部會(huì)議で、政府が新型コロナウイルスに対応すべく國會(huì)に提出した補(bǔ)正予算案について「足りない」と不満を表明。これに難色を示した洪副首相に対し、李海チャン（イ?ヘチャン）代表が「このように消極的なら、私でも辭任を求めたい」と強(qiáng)く批判したという。

また、企畫財(cái)政部の「経済狀況に対する安易な認(rèn)識(shí)」も批判の対象になっているという。韓國総合株価指數(shù)（KOSPI）市場(chǎng)では2日連続でプログラム取引を一時(shí)制限する「サイドカー」が、KOSDAQでも取引を一時(shí)停止する「サーキットブレーカー」が発動(dòng)されたが、同部は金融會(huì)議を開くことなく、代わりに主要金融會(huì)社や証券會(huì)社の専門家らを招待して朝食懇談會(huì)を開いたという。この席で同部のキム?ヨンボム第1次官は「新型コロナ感染癥の動(dòng)きにより経済に否定的な波及効果と金融市場(chǎng)の変動(dòng)性が相當(dāng)期間続く可能性がある。民間と緊密な疎通を通じて、必要であれば市場(chǎng)安定措置を速やかに施行する」と述べ、これに「中身のないメッセージ」という批判が出たという。

さらに金融委員會(huì)に対しても「內(nèi)部會(huì)議が繰り返されるだけで市場(chǎng)に対しいかなるメッセージもない」という批判が出ている。殷聖洙（ウン?ソンス）金融委員長も沈黙を貫いている狀況だという。

韓國銀行も「狀況を楽観し過ぎたのではないか」という批判に包まれている。先月に李周烈（イ?ジュヨル）総裁は基準(zhǔn)金利を據(jù)え置き「昨今の國內(nèi)需要と生産活動(dòng)の萎縮は、経済的要因というよりは感染による不安心理の拡散に主な原因がある」と述べた。しかし1週間も経たずに、米連邦準(zhǔn)備制度理事會(huì)（Fed）は基準(zhǔn)金利を0．50％ポイント引き下げる「ビッグカット」に踏み切った。豪中央銀行も基準(zhǔn)金利を過去最低水準(zhǔn)の0．50％に引き下げた。その後、李総裁も臨時(shí)金融通貨委員會(huì)の開催を検討することにしたというが、記事では「すでに出発したバスに手を振るようなもの」と批判している。

市場(chǎng)がパニックに包まれるや、ようやく大統(tǒng)領(lǐng)府は金融當(dāng)局者を呼んで非常対策會(huì)議を開いた。しかし一部では「政府にコンティンジェンシープラン（予期せぬ事態(tài)に備えてあらかじめ定めておく緊急時(shí)対応計(jì)畫）自體がないか、現(xiàn)狀と合わない計(jì)畫である可能性」が指摘されているという。

この記事に、韓國のネット上では2000件近くのコメントが寄せられている?！甘澜绀撙螭胜饯Δ胜韦恕㈨n國だけいいなんてことあるわけない」「歐米も狀況は同じ。それなら記者が何か対策を出して」と反論意見が寄せられる一方で、「他のことは分からないけど、（韓國は）経済は無能」「金融當(dāng)局はいつもそう。早めの対策を出したことない。これを予見できなかった擔(dān)當(dāng)者はその席にいる資格がない」「左派政権はいつも言い訳ばかり」など文政権批判も根強(qiáng)く、中には「そもそもコロナ以前には経済のコントロールタワーがあった？」と皮肉たっぷりのコメントも。

そのほかに「マスクも問題だけど、韓國の経済市場(chǎng)による國民のパニックの方がもっと問題かも…」と憂慮する聲や、「空売りを禁止にして」と求める聲も上がっている。（翻訳?編集/松村）