2020年3月8日、韓國?國民日報(bào)は、同國の文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領(lǐng)が、同日の「國際女性デー」に合わせてSNS（ソーシャル?ネットワーキング?サービス）に投稿したメッセージで、「『女性だけでなく男性にも深く感謝申し上げる』と述べ、注目を集めている」と伝えた。

記事によると、文大統(tǒng)領(lǐng)は、新型コロナウイルスの感染が拡大する局面で女性が果たす役割について「今も女性は防疫現(xiàn)場で、家庭で、社會(huì)で最善を盡くしている」などと言及。一方で「女性だけでなく男性にも感謝を申し上げる」とも強(qiáng)調(diào)したという。

文大統(tǒng)領(lǐng)は、「フェミニスト大統(tǒng)領(lǐng)」を自任し、任期中の女性の権利拡大や、性暴力とセクハラの処罰強(qiáng)化などを掲げ、女性が差別されるべきではないという立場を取ってきたが、一部の男性コミュニティが反発。実際に20代男性の政権支持率が低下し、同國大統(tǒng)領(lǐng)府ではこの動(dòng)きを注視してきたという。

記事は「『國際女性デー』を祝うと同時(shí)に、不要な男女の葛藤を最小限に抑えたかったものとみられる。4月15日の総選挙を控え、男性を刺激したくないという意図もありそうだ」と分析している。

韓國のネットユーザーからは、「1年に1日だけの『國際女性デー』に、あえて男性に感謝を伝えたことで、女性は気分を悪くしたのでは？」「何から何まで政治的な考え方。人間味が全くない」「考えが小學(xué)生レベル」「（男性への）リップサービスか？」「選挙で男性票を取るためであることは誰が見ても明らか」「女性票を得ようとフェミニスト大統(tǒng)領(lǐng)になって、今度は男性票を得ようと方向転換？」などと、選挙を意識(shí)したとの見方もある文大統(tǒng)領(lǐng)の行動(dòng)に、疑問の聲が上がっている。

また、新型コロナウイルスの感染が拡大していることから、「この時(shí)期にSNSをやっている時(shí)間があるなんて…」「今は男女で互いに爭っている時(shí)ではない」などといったコメントも寄せられている。（翻訳?編集/関）