中國(guó)紙?北京日?qǐng)?bào)は26日、世界経済衰退の5つの特徴について分析した國(guó)務(wù)院研究室司長(zhǎng)の陳文玲（チェン?ウエンリン）氏の文章を掲載した。

陳氏は、新型コロナウイルスの影響で世界経済が衰退しており、第二次大戦以降、最も深刻な経済減速になると指摘。5つの特徴を分析した。

その一つが「世界経済の同時(shí)衰退」?！赶冗M(jìn)國(guó)、新興國(guó)、発展途上國(guó)、貧困國(guó)の経済が同時(shí)に衰退しており、例外は一つもない」と指摘。世界銀行の予測(cè)によると、世界の93％の経済體で経済が衰退し、先進(jìn)國(guó)では今年の経済活動(dòng)が7％減少、新興國(guó)でも2．5％減少する見(jiàn)込みだという。

二つ目は「経済衰退の深さ」。中國(guó)でも第1四半期は経済成長(zhǎng)が改革開(kāi)放以來(lái)初となるマイナスになったことを挙げ、「経済協(xié)力開(kāi)発機(jī)構(gòu)（OECD）は今年の世界経済は6～7．6％減、あるいはそれ以上の減少になると予測(cè)している」と指摘。世界銀行は5．2％減、國(guó)際通貨基金（IMF）は4．9％以上の減少と予想しており、「いずれも大幅な減少になる見(jiàn)込みだ」とした。

三つ目は「経済衰退の長(zhǎng)期化」。陳氏は「通常、経済成長(zhǎng)率が2期連続で3％以下になると、景気後退と見(jiàn)なされる。今年は、第2四半期から世界経済は衰退期に入っていて、2期どころか4期でも収まらない可能性があり、新型コロナが制御できなければ、世界経済衰退の期間はさらに長(zhǎng)くなる。キッシンジャーの政治的な角度からいえば、その影響は何代にも及ぶ」と論じた。

四つ目は「経済衰退が広く及ぶこと」。陳氏は「世界銀行の予測(cè)によると、世界中の平均収入は平均3．6％減少する見(jiàn)込み。190カ國(guó)で平均収入が減少し、數(shù)百萬(wàn)人が貧困に陥るとされている。2008年の時(shí)も、1929年、1930年の時(shí)も、収入減少がこんなにも広がることはなかった。世界的に企業(yè)倒産や失業(yè)の波が來(lái)て、生活や生存が非常に困難になるだろう」としている。

五つ目は「世界経済回復(fù)が不確実性に満ちていること」。陳氏は「現(xiàn)在の新型コロナの狀況がどう転がるか分からないという変數(shù)に加え、米國(guó)の自國(guó)中心主義、保護(hù)主義、ポピュリズムも変數(shù)になっている」と分析。さらに「米國(guó)の大統(tǒng)領(lǐng)選、英國(guó)の歐州連合（EU）離脫、大國(guó)同士の爭(zhēng)い、局地的な戦爭(zhēng)、（バッタによる）蝗害（こうがい）や水害などの自然災(zāi)害なども変數(shù)となる」としている。

陳氏は「経済減速は1カ國(guó)や単一の力で解決できるものではなく、中國(guó)が新型コロナをコントロールできても中國(guó)の力だけで世界経済を回復(fù)させ、本來(lái)の経済発展?fàn)顟B(tài)に戻すことは難しい」と結(jié)んだ。（翻訳?編集/山中）