2020年3月9日、中國(guó)外交部の耿爽報(bào)道官は、中國(guó)が醫(yī)療用マスクの輸出制限を行うとの情報(bào)について「そのような措置はない」とコメントした。

耿報(bào)道官は9日に行われた同部の定例記者會(huì)見(jiàn)で、記者から「中國(guó)政府が韓國(guó)向けにN95マスク10萬(wàn)枚、醫(yī)療用マスク100萬(wàn)枚、防護(hù)服1萬(wàn)著、5萬(wàn)人分の試薬などの物資を送ることを決めたとのことだが、先日外國(guó)メディアが『中國(guó)政府はマスク生産に必要な原料や醫(yī)療用マスクの輸出を禁止する』と報(bào)じた。両者には大きな隔たりがあるが、どういうことなのか」と質(zhì)問(wèn)を受けた。

これに対し耿報(bào)道官は、「マスクの材料や醫(yī)療用マスクの輸出問(wèn)題については、商務(wù)部も明確に指摘しているが、中國(guó)政府として何ら防疫規(guī)制措置を取っていない。企業(yè)は市場(chǎng)化の原則に基づき関連の防疫を行うことができる」と述べた。

同時(shí)に、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、中國(guó)國(guó)內(nèi)のマスク需要が依然として旺盛であり、供給不足が発生しているため、「現(xiàn)段階で中國(guó)からマスクを購(gòu)入するには確かに一定の困難がある」とした。一方で、「ウイルスは無(wú)情だが人間には情がある。わが國(guó)は自らの困難を克服すると同時(shí)に、ウイルスに関係する國(guó)にマスクなどの醫(yī)療物資を送る意思を持っている。各國(guó)を支援しつつ、手を攜えて防疫の闘いに打ち勝ちたい」と語(yǔ)った。（翻訳?編集/川尻）