米ボイス?オブ?アメリカ中國語版サイトは9日、「中國では新型コロナウイルスの影響で停滯した経済活動が再開しつつあるが、世界的な感染拡大が中國経済に新たな挑戦を突き付けた」とする記事を掲載した。

記事はロイターの報道を引用する形で、「8日現(xiàn)在、元通りの稼働に戻った中國企業(yè)は約61．8％。全國の経済活動は74．1％が回復(fù)に至っている」との見通しが示されたことを説明。中國當(dāng)局の現(xiàn)在の防疫措置の重點が「海外からの流入」に置かれていることなどにも言及した。

記事はその上で、「今年1～2月の中國の輸出総額は前年同期比17．2％減、輸入は4％減で、貿(mào)易赤字は71億ドル（約7450億円）」とのデータを紹介し、「先週、中國各地の地下鉄の1日當(dāng)たりの利用者數(shù)は前の週より46．5％多い延べ1500萬人に達した」との報告がなされるも「北京地下鉄では春節(jié)（舊正月）前の15％にとどまっている」と指摘。さらにロイターが経済學(xué)者に対して実施した調(diào)査で、「中國経済の今年第1四半期の成長率は前期の6％を大幅に下回る3．5％」との結(jié)果が出たことを伝えた。

記事によると、調(diào)査を受けたのは40人余りで、うち2人は「成長幅はゼロ」と回答、1人は「5％」と答えるなど評価に大きな開きがあったという。（翻訳?編集/野谷）