2020年3月20日、中國紙?環(huán)球時(shí)報(bào)によると、米CNBCはこのほど、中國の感染拡大防止の方法から米國が學(xué)べることについて紹介する記事を掲載した。

記事は、新型コロナウイルスの感染が爆発的に増加したころに、武漢市の洪山體育館にロボットを配備した臨時(shí)醫(yī)療施設(shè)が設(shè)けられたと紹介。この施設(shè)は「AI臨時(shí)病院」とも呼ばれ、「すべての醫(yī)療サービスをロボットとその他のモノのインターネット設(shè)備によって行われた」と伝えた。

記事によると、この醫(yī)療サービスには、5Gと連結(jié)した體溫計(jì)で患者の體溫を測ることや、患者がAIプラットフォームと同期したスマートブレスレットや指輪を付けることで、體溫や心拍數(shù)、血中酸素レベルなどを観察することが含まれ、醫(yī)師や看護(hù)師もこの種の設(shè)備を裝著することで早期の感染発見に役立っているという。このほか、ロボットが患者に食べ物や飲み物、薬、情報(bào)を?qū)盲?、自?dòng)で床を清掃消毒するロボットもあるそうだ。

こうしたロボットの1つには、デンマークのUVDロボッツ社が開発した、強(qiáng)力な紫外線によって消毒するロボットも含まれ、武漢だけでなくイタリアのローマやヴェネトでも使用されている。

記事は、「遠(yuǎn)隔治療は以前からある技術(shù)だが、今回の新型コロナウイルスの感染で新たなニーズが明らかになった」と分析。エコノミスト誌によると、新型コロナウイルスの感染拡大以降、ネット通販大手の京東傘下のオンラインプラットフォーム「京東健康」の月間相談數(shù)が、これまでの10倍になったと伝えた。

記事によると、米フェニックスの流行病學(xué)と感染病予防の専門家であるPopescu氏は、「ロボットと遠(yuǎn)隔治療はとても良い道具で、基本的な感染予防措置の役に立つ。醫(yī)師が不足しているなら、遠(yuǎn)隔治療によってその負(fù)擔(dān)を減らすことができ、ある種の狀況下では個(gè)人の防護(hù)設(shè)備の使用を減らすこともできる。技術(shù)は感染予防をより一層増し加えることができ、紫外線消毒はその1つである」と語っているという。（翻訳?編集/山中）