2020年6月20日、中國(guó)紙?環(huán)球時(shí)報(bào)（電子版）によると、米ビジネス?インサイダーは17日、米國(guó)が中國(guó)に対する敵意を増し加えることでもたらされる5つの悪い結(jié)果について分析する記事を掲載した。

記事は、「米國(guó)の一部の政治家や専門家は中國(guó)と冷戦を始めるとの考えで基本的に一致しているが、中國(guó)に対する敵意を増し加え続けるなら、相応の代償を支払うことになることを認(rèn)識(shí)すべきだ」と指摘し、その代償には5つあると分析した。

1つ目は「新型コロナ後の経済回復(fù)が弱くなること」。記事は、「経済の急速な回復(fù)を阻害するものはすべてバッドニュースであり、これには米中新冷戦が含まれる。かつての冷戦時(shí)代に米國(guó)は舊ソ連と経済的な交流がほとんどなかったが、現(xiàn)在の米中経済は切っても切れない関係であり、米國(guó)の輸出主導(dǎo)型企業(yè)の多くを潤(rùn)してきた。しかし、冷戦が激しくなるにつれ、新型コロナ後の回復(fù)に悪影響を與えることは必至であり、米國(guó)の雇用にも悪影響となる」と論じた。

2つ目は「國(guó)家債務(wù)が膨らみ國(guó)內(nèi)で投資が必要な中で軍事費(fèi)が大幅に増大すること」。記事は、「6月末までで2兆2000億ドル（約235兆円）の経済刺激策のほとんどを使い切ってしまう。そのため數(shù)百萬(wàn)人の失業(yè)者と中小企業(yè)経営者が困難に陥る。かつての世界恐慌時(shí)と違い、現(xiàn)在の軍需産業(yè)は複雑になっており、數(shù)十億ドルの戦闘機(jī)などを購(gòu)入しても新たに生まれる雇用は數(shù)千人程度にすぎず、同じ金額を醫(yī)療や教育に使えばその數(shù)倍の雇用が生まれるはずだ」としている。

3つ目は「徴兵」問(wèn)題。記事は、「米中が全面的な冷戦となれば米國(guó)は大規(guī)模な兵力で中國(guó)を抑え込む必要がある」と説明した。

4つ目は新冷戦の特色が「圧制、不寛容、差別環(huán)境」となること。記事は、「これらが自由でもともと不安定な米國(guó)の情勢(shì)に対して恐るべき影響を與えるだろう」と予測(cè)した。

5つ目は「冷戦が武力行使へと変わるリスク」。記事は、「中國(guó)への対抗が激化すれば、代理戦爭(zhēng)やかつてのキューバ危機(jī)のような狀況に陥る可能性がある」と論じた。

そして、「新冷戦の影響がいつ感じられるかは分からない」としつつも、「敵対行為が深刻になるにつれてその結(jié)果もまた深刻になる」と分析?！袱筏郡盲啤⒅袊?guó)との全面的な冷戦に入る前に、よく考える必要がある」と結(jié)んだ。（翻訳?編集/山中）