2020年3月26日、中國(guó)紙?環(huán)球時(shí)報(bào)は米紙ウォール?ストリート?ジャーナルの記事を引用し、西側(cè)諸國(guó)は中國(guó)の新型コロナウイルスの感染拡大防止策の肝心な點(diǎn)を?qū)Wんでいないとする記事を掲載した。

記事は、「1月23日に武漢市と付近の2都市を封鎖したことで、ウイルスが中國(guó)の他の地域へ広がることをある程度防ぐことができたが、これは武漢での感染拡大を防ぐものとはならなかった」との専門家の意見(jiàn)を紹介。そして、武漢での感染対策の真の転換點(diǎn)となったのは、「2月2日以降の積極的かつ系統(tǒng)的な隔離措置だった」と述べた。これは、軽癥患者や感染の疑いのある人だけでなく、健康であっても濃厚接觸者はすべて隔離する措置のことだという。

この措置を?qū)g行するため、武漢市では「數(shù)百のホテルや學(xué)校などを隔離場(chǎng)所とし、新たな病院を2つ建設(shè)したほか、14の仮設(shè)病院を設(shè)けた」と記事は紹介。検査能力も1日200人程度だったのが2月中旬には7000人にまで高めたという。

しかし、「西側(cè)諸國(guó)の多くは、この種の措置を採(cǎi)用してはいない」と記事は指摘。そのため、少なからぬ醫(yī)師や専門家は、封鎖措置を?qū)g行したところで感染拡大のペースを遅らせることはできても、感染拡大を防ぐことはできず、當(dāng)初の武漢のような感染拡大初期に病院が患者であふれるという狀況を回避することはできないとしている。

記事は、世界保健機(jī)関（WHO）のマイク?ライアン氏が「封鎖措置は、感染拡大を制御するには力不足」と述べ、各國(guó)政府に対し感染者とその接觸者の発見(jiàn)と隔離に集中するよう促していると紹介。同氏は「社交距離戦略だけでは駄目で、封鎖措置だけでも駄目だ」と語(yǔ)ったという。

別の要素として記事は、「中國(guó)では他の地方から數(shù)萬(wàn)人の醫(yī)療スタッフを武漢市へ派遣したこと」を指摘。また、検査キットが不足している國(guó)では、武漢の例を參考にして臨床診斷を依拠とすることも考慮できると記事は紹介した。このため武漢市では一時(shí)期、感染者數(shù)が急増したものの、2月19日以降は新たな感染者は數(shù)百人程度にとどまり、3月11日以降は一桁にまで減少していると指摘した。（翻訳?編集/山中）