新型コロナウイルスによる肺炎が米國(guó)でも急拡大する中、トランプ大統(tǒng)領(lǐng)は英國(guó)を除く歐州26カ國(guó)からの入國(guó)を禁止した。すでに入國(guó)が禁止されている中國(guó)は「米軍が武漢にウイルスを持ち込んだ」などと反転攻勢(shì)に乗り出し、さらなる入國(guó)制限の対象にならなかった韓國(guó)は安堵（あんど）している。

中國(guó)國(guó)営新華社通信によると、新型肺炎の流行後、発生地の湖北省武漢を10日に初めて訪問(wèn)した習(xí)近平國(guó)家主席は「拡大がおおむね食い止められた」と強(qiáng)調(diào)。中國(guó)國(guó)家衛(wèi)生健康委員會(huì)の報(bào)道官は12日の記者會(huì)見(jiàn)で、新たな感染者が減り続けていることから「中國(guó)での流行のピークは過(guò)ぎた」と明言した。

こうした自信を背景に、AFP通信などによると、中國(guó)外交部の趙立堅(jiān)報(bào)道官は12日、「ウイルスは米軍が中國(guó)に持ち込んだ可能性がある」とツイッターに投稿した。

主張を裏付ける具體的な証拠は提示していないが、趙報(bào)道官は米疾病対策センター（CDC）の所長(zhǎng)が米議會(huì)で、インフルエンザで死亡したとされる米國(guó)人の中に死後の検査で新型ウイルス感染が確認(rèn)された例が複數(shù)あると証言した際の畫(huà)像を投稿?！竿该餍预蚴兢?！情報(bào)を開(kāi)示せよ！米國(guó)はわれわれに対して説明責(zé)任がある！」などと書(shū)き込んだ。

ロイター通信によると、中國(guó)國(guó)営英字紙のチャイナ?デーリーは13日の論評(píng)で、中國(guó)はウイルスを効果的に封じ込めたにもかかわらず、米國(guó)は「中國(guó)に泥を投げ続ける」と指摘し、米國(guó)批判を強(qiáng)めた。論評(píng)は中國(guó)が効果的な抑制策や海外への支援提供、透明性の高い情報(bào)共有、國(guó)際的な協(xié)調(diào)という點(diǎn)で「注目に値する」例だと訴えた。

一方、韓國(guó)にとって最大の懸念は感染拡大を理由に、米國(guó)が日本などと同様に韓國(guó)全土からの入國(guó)制限に踏み切ることだった?，F(xiàn)在、米國(guó)務(wù)省の韓國(guó)全土に対する旅行警報(bào)はレベル3（旅行再考）で、大邱にレベル4（旅行禁止）を適用している。

ハンギョレ新聞は「韓國(guó)政府は米州路線の出國(guó)者を?qū)澫螭撕娇諘?huì)社が自主的に行ってきた発熱検査を政府が直接実施し、米政府関係者に韓國(guó)の防疫狀況を持続的に説明するなど、積極的に対処してきた」と報(bào)道?！袱长韦瑜Δ逝Δ摔瑜?、米國(guó)は韓國(guó)の防疫能力や透明性についてこれまで高く評(píng)価してきた」と伝えた。

韓國(guó)大統(tǒng)領(lǐng)府関係者は「米國(guó)が歐州諸國(guó)には30日の旅行制限措置を取りながら、韓國(guó)には旅行制限措置を緩和する可能性に觸れたのは、國(guó)家安保室などを含む外交チャンネルの數(shù)回にわたる説得と疎通がある程度効果を上げたためと聞いている」と自賛したという。（編集/日向）