2020年3月14日、中國メディアの観察者網(wǎng)は、外出制限が続いている湖北省武漢市で、車から草が生えてきたと伝えた。

記事によると、13日に武漢市民が食料品を取りに集合住宅の部屋から出て下へ降りたところ、1臺(tái)の車に草が生えているのを発見した。ボディーとガラスの間からたくさんの草が生えていたという。

記事は、このニュースについて、中國版ツイッターの微博（ウェイボー）の人気検索ワードランキングで一時(shí)1位になるほど話題になり、「まだ走れるのだろうか。タイヤに根が生えてしまうのではないか」「この草はなかなか品がある」「春が來ましたね」「面白いけど心苦しくなる。これは武漢市民が犠牲になったことの表れだ」などのコメントが寄せられたことを紹介した。

この記事のコメント欄にも、「この車の所有者はちゃんと自宅待機(jī)しているということだから稱賛に価する」「武漢の封鎖が解除されれば、洗車店と自動(dòng)車修理店が大もうけしそうだ」「私の車は草は生えていないがボディーに絵が描けるほどになったし、バッテリーが切れて、タイヤの空気も減った」などの聲も寄せられていた。（翻訳?編集/山中）