Record China 2020年3月27日(金) 8時50分
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中國紙の環(huán)球時報は23日、中國で行われた新型コロナウイルス用遺伝子組換えワクチンの臨床実験に參加したボランティアらの體験を紹介した。
中國紙の環(huán)球時報は23日、中國で行われた新型コロナウイルス用遺伝子組換えワクチンの臨床実験に參加したボランティアらの體験を紹介した。取材は22日に行われた。
ワクチンは中國の陳薇(チェン?ウェイ)院士が率いる軍事科學院軍事醫(yī)學研究院科學研究チームが開発したもので、16日から臨床実験段階に入った。
ボランティアに志願した理由について、今年36歳になる陳凱(チェン?カイ)さんは、「崇高な動機はない。普通の武漢市民の一人として、新型コロナウイルスの流行期間中、すでに自宅で50日以上隔離されている。流行の始め、武漢が悲慘な目に遭ってつらかった。その後、中國全土の人々と醫(yī)療スタッフが助けてくれて感動した。そのため、ネット上で新型コロナウイルス用ワクチンの臨床実験ボランティアの募集を見た時、流行の抑制のために貢獻したいと思い、すぐに応募した」と語った。
34歳の陳夢橋(チェン?モンチャオ)さんは、SNS上のボランティアのトークルームで、臨床実験ボランティアの募集情報を知った?!杆饯媳容^的丈夫なので、すぐに応募した」と説明。16日の夜にネット上で応募し、2日もたたないうちに身體検査を受けるよう通知があった。19日に身體検査を受け、體重?身長の測定、喉の粘液や血液の検査を行い、病気にかかっていないか、體內にすでに抗體ができていないかなどを調べたという。陳夢橋さんは、「普通の身體検査とあまり変わらなかったが、8本分採血された。採血管はとても小さかった」と話した。
また、「ボランティアの選考はとても厳しく、ネット上で応募した友人は體重超過で不合格、またある女の子は體溫が少し高かったために不合格となった」と説明?!?000人以上が応募したらしいが、最終的に殘った第1期のワクチン接種ボランティアはたった100人余りだった」と話した。
記事によると、第1期の臨床実験の募集は108人で、ワクチンの接種量に応じて、低?中?高の3グループ(各36人)に分けられる。陳夢橋さんは「中」グループに入り、身體検査の翌日にワクチン接種を受けた。接種前に、醫(yī)師から同意書の內容を1項目ずつ詳しく説明されたという。ワクチンの注射後は1人1つずつ電子體溫計を両面テープで脇につけ、攜帯電話に接続して24時間リアルタイムで検溫をしているそうだ。
多くのボランティアと同様に、発熱癥狀が現(xiàn)れた陳夢橋さんは、「21日は一日中熱があり、最高で37.8度だった。しかしこれは正常な現(xiàn)象で、恐らく免疫システムが反応したのだろう?,F(xiàn)在はすでに正常な體溫に戻った」と話した。一方で、27歳の元軍人、朱傲氷(ジュウ?アオビン)さんには何の反応も出なかったという。
陳夢橋さんによると、ボランティアは接種後、14日間集中隔離される。その後、さらに14日間は自宅から出ないよう勧められる。また、ワクチン接種から1週間後、半月後、1カ月後、3カ月後、6カ月後の時點で採血するため、6カ月後まで醫(yī)師と連絡を取る必要があるという。
集中隔離中の生活について、朱さんは「1人部屋で環(huán)境はかなり良い。食事は決められたものが決まった量出てくる」と話した。この期間中は勝手な喫煙や飲酒、提供されたもの以外を食べることはできないという。
また、前出の陳凱さんは臨床実験を受けるにあたって妻が心配していたというが、「ボランティアはリスクを理解した上で參加を決める」「何かあれば、有名な病院の専門家チームが最初に治療する。個人的にリスクは特別高い訳ではないと考えている」などと話した。
記事によると、ワクチンの臨床実験に參加したボランティアの経歴が公開され、中國のネット上では多くの祝福や感謝の聲が上がっている。しかし、陳夢橋さんは落ち著いた聲のまま、「私たちは普通の人で、自分のできることをするだけ。第一線で活動している醫(yī)療スタッフや科學研究員に比べると、ささやかな貢獻だ」と語ったという。(翻訳?編集/毛利)
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