2020年3月13日、北京周報(bào)は、世界的な感染が拡大している新型コロナウイルスについてカナダのシンクタンクが「米國(guó)によって中國(guó)にもたらされた可能性」を論じる文章を発表したと報(bào)じた。

記事は、カナダのシンクタンク?グローバルリサーチが4日公式サイト上で、ラリー?ロマノフ氏による「中國(guó)のコロナウイルス：衝撃のアップデート、起源は米國(guó)か」と題した文章を掲載したと紹介。この文章は中國(guó)本土、臺(tái)灣、日本のメディア報(bào)道を総合したうえで、新型コロナウイルスの起源がどこにあるかを分析したものだという。

文章では、特に臺(tái)灣のウイルス學(xué)者による「イランとイタリアはすでに新型コロナウイルスの遺伝子組成を公開するとともに、中國(guó)で流行したウイルスのものとは異なるということを発表している。これは、両國(guó)で感染拡大したウイルスの起源が中國(guó)ではないことを意味している」という分析結(jié)果を取り上げ、「2018年に米中貿(mào)易戦爭(zhēng)が勃発して以降、中國(guó)では鳥インフルエンザや豚コレラなどの伝染病が頻発するようになった」と指摘しているという。

また、米國(guó)が18年9月に「國(guó)家バイオ防衛(wèi)戦略」を発表した直後に米國(guó)本土から世界へと広がるインフルエンザの大流行が発生し、さらに今回の「中國(guó)が起源のように見える新型コロナウイルスの大流行」が起きたと論じているという。（翻訳?編集/川尻）