シャワーの水にも異様な匂い!中國の水問題、大気汚染に劣らず極めて深刻―米紙

Record China    2013年11月12日(火) 5時10分

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8日、米紙は中國では水資源の汚染も大気汚染と同様に非常に深刻であると指摘した。寫真は南京の川。

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2013年11月8日、米紙ニューヨーク?タイムズは中國では水資源の汚染も大気汚染と同様に非常に深刻であると指摘した。9日付で環(huán)球時報が伝えた。

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中國の水問題の深刻さは、外國人観光客でもホテルに泊まった際にすぐに気がつく。水道水だけでなく、シャワーからも異様な匂いが漂う。のどが渇いても水道水は基本的に飲むべきではなく、用意してあるペットボトル入りの水を飲むのだが、多くの中國人はボトル入り飲料水についても安全性を疑っている。

中國政府の基準では、11年現(xiàn)在で中國國內(nèi)の湖水やダムの水の半分以上が汚染の影響で人々の使用に適していなかった。また、4700カ所以上の地下水資源を調(diào)べた結果、約5分の3の品質(zhì)が「相當悪い」または「極端に悪い」だった。農(nóng)村部に住む農(nóng)民の約半數(shù)が國際基準に適合した飲用水を飲めない狀態(tài)だ。急速で大規(guī)模な工業(yè)化が希少な水資源にさらに大きな負擔をかけた。飲用水は深刻な汚染の最も顕著な例である。

中國の政策策定者や國民は、環(huán)境保護や法律の執(zhí)行によって問題の緩和を図るべきだと考えている。しかし、問題の根本は、中國には十分な水資源が存在していないことにある。中國は世界の人口の約20%を抱えているが、淡水資源を擁する割合は世界の約7%に過ぎない。米國がミシガン湖だけで世界の淡水の約4%(5大湖合計では約20%)を占めていることと比べると、その差は歴然だ。

中國の代表的な河川は黃河と長江(揚子江)だが、この大河が水問題の深刻さを象徴している。2つの大河は中國の主要な工業(yè)地帯を西から東へ橫切っているため、人口が集中する沿海地區(qū)へ到達するまでに汚染されてしまい、高度な浄化処理をしてようやく飲用水として使用できる。

もし過去35年間の資源集約型の経済発展が現(xiàn)在何も問題を示していないとしたら、中國政府は成長を促進し続け、考慮すべきより重要な問題が発生した時に成長をセーブすれば良い。しかし現(xiàn)実には、中國政府は長期の経済成長が殘した問題―限りある資源を世界でも非常にまれなレベルにまですでに消耗している―に直面せざるを得なくなっている。中國は希少な資源の管理方法を変更せざるを得ず、仮に自らが望まないとしても、抵抗不能な必然の力に従わされることになるだろう。(翻訳?編集/HA)

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