2020年3月16日、韓國?マネートゥデイは、新型コロナウイルスの感染拡大でマスクの供給不足が続く中、韓國の研究グループが「ナノマスク」の開発に成功したと報じた。記事によると、このマスクは手で洗うことで再利用可能で、洗浄やエタノール消毒後もフィルター機能がほとんど維持されるという。

韓國科學(xué)技術(shù)院（KAIST）の新素材工學(xué)科の研究チームは、直徑100～500ナノメートル（nm）の大きさのナノ繊維を直交または単一方向に整列させる獨自の技術(shù)によりナノマスクを開発。通気性が良く、薄い厚さでも優(yōu)れたフィルター機能を持つ點が大きな利點という。研究チームは「洗濯後の再利用も可能で、1枚で最長1カ月近く使用できる」と説明しているという。

研究チームは、エタノール殺菌洗浄実験の結(jié)果、20回繰り返し洗浄した後もろ過性能が94％維持されることを確認。手で20回洗った後にも、ナノ繊維膜の構(gòu)造に変化は全く起きなかった。また、エタノールに3時間以上浸しても、ナノ繊維が溶けたり膜のねじれ現(xiàn)象が起きたりしなかったという。

研究チームは「食品醫(yī)薬品安全処（韓國の行政機関）の承認など関連手続きを経て、製品化後に量産設(shè)備の増設(shè)を通じて生産量を増やす一方、ナノ繊維膜に抗菌機能を付與して使用安定性を向上させ、高品質(zhì)なフィルターを開発する」と話しているという。

これに、韓國のネットユーザーからは「大変な狀況の中、一生懸命開発を続けてきた研究チームのメンバーたちを尊敬する」「韓國は、政治を除けば世界最高の國になった」「このニュースには気持ちが和らぐ。開発した先生たち、ありがとう」「さすがは韓國だ」「全世界に輸出して韓國製品の優(yōu)等性を広めよう」「韓國は不便な狀況を早く解決しようとする能力が卓越している」などと、開発を喜ぶコメントが多數(shù)寄せられている。

また、「実用化されるのがいつなのかというのが気になる」「マスクによる精神的ストレスは深刻だ。早く薬局で買えるようになるといい」「問題は販売価格だな」などと、販売開始を待ち望む聲も上がっている。（翻訳?編集/関）