2020年3月16日、韓國?聯(lián)合ニュースは、同國?ソウル近郊の城南（ソンナム）市のプロテスタント系宗教団體「恵みの川教會」が「宗教の集會の自粛を求める韓國政府の要請を無視して禮拝を強(qiáng)行し、新型コロナウイルスの集団感染を発生させた」とし、「今後、宗教の集會をめぐる議論が高まりそうだ」と伝えた。

記事によると、同教會に関連した新型コロナウイルスの感染者は、17日午前9時現(xiàn)在、46人となった。牧師夫婦と信徒ら6人が陽性判定を受けたのに続き、16日は40人増えた。保健當(dāng)局は1日と8日に一緒に禮拝に參加した信徒135人を?qū)澫螭藯蕱摔蜻M(jìn)めているといい、記事は「感染者が追加で出てくる可能性が高い」と伝えている。

政府省庁で宗教業(yè)務(wù)を所管する文化體育観光部は、複數(shù)回にわたって宗教集會の自粛を促してきた。この要請を受けて、首都圏の大規(guī)模な教會を中心にオンラインによる家庭禮拝に切り替える教會が増えたが、「恵みの川教會」はこの動きに同調(diào)せず、聖堂での禮拝を続けたという。

韓國では既に信者の集団感染が発生した新天地イエス教會など、宗教活動が地域に新型コロナウイルスを拡散させた一因と指摘されており、記事は「プロテスタントを取り巻く世論は、一層冷ややかになるとみられる」と伝えている。

神學(xué)書籍を?qū)熼Tとする出版社の代表を務(wù)めるある牧師は「どんなに神を熱く愛したとしても、隣人や共同體に配慮する知識がなければ、結(jié)局その愛は損害を與えることになるだろう」と指摘しているという。

これに韓國のネットユーザーからは、「全てを自粛している狀況の中で、なぜこのようなことをしたのか？」「他人のことを考えないで、何のために祈るの？」「利己的だ。何が正しいことか判斷できない牧師たちに問題がある」「國民に謝るべきでは？」などと、禮拝を強(qiáng)行した教會に厳しい批判の聲が上がっている。

また、「検査費(fèi)用などは教會に負(fù)擔(dān)させるべき」「國民の稅金で治療させては駄目」「勧告を無視して禮拝を強(qiáng)行した教會には罰金を科すべき」などと、責(zé)任を求めるコメントも寄せられている。（翻訳?編集/関）