「日本」を名乗る害蟲うじゃうじゃ―江蘇省南京市

2007年5月10日、江蘇省南京市では街路樹(shù)のネムノキが多數(shù)枯れ、枝には白い小さな輪がびっしりぶら下がっているのが見(jiàn)つかった。これはヒモワタカイガラムシの仕業(yè)で、枝に寄生した8mmほどの成蟲が約3cmのリングを作り、中にびっしりと卵を産みつけていた。この蟲、中國(guó)では「日本紐綿蟲」と呼ばれている。

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ヒモワタカイガラムシはネムノキのほかロウバイや楡、桑などにつく害蟲で、中國(guó)では上海、浙江、江蘇、福建などに分布している。ひとたび寄生すると樹(shù)液を吸うため木が弱り、開(kāi)花や成長(zhǎng)が阻害され、ついには枯れてしまう。南京林業(yè)大學(xué)の巨（チュ）副教授によると、今年は暖冬だったため広い範(fàn)囲で爆発的に発生したと思われる、これほどの大量発生なら木が枯死する恐れもあると指摘する。

今がちょうど産卵期に當(dāng)たるため、同市の緑化擔(dān)當(dāng)者は市內(nèi)の街路樹(shù)を調(diào)べ、枝を払うなどして一斉駆除を始めた。（翻訳編集?WF）