なぜ日韓の食文化は「無形文化遺産」の登録を目指せるのか=「中華料理も入れるべき」―中國(guó)メディア

Record China    2013年11月12日(火) 17時(shí)46分

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11日、韓國(guó)文化體育観光部はこのほど、國(guó)連教育科學(xué)文化機(jī)関(ユネスコ)の補(bǔ)助機(jī)関から「キムチ」を無形文化遺産に登録するよう勧告されたと発表した。資料寫真。

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2013年11月11日、韓國(guó)文化體育観光部はこのほど、國(guó)連教育科學(xué)文化機(jī)関(ユネスコ)の補(bǔ)助機(jī)関から「キムチ」を無形文化遺産に登録するよう勧告されたと発表した。日本の和食や中國(guó)の珠算(ソロバン)も登録候補(bǔ)リストに入っており、12月にアゼルバイジャンで開かれる「無形文化遺産委員會(huì)」で登録の可否が決まる。人民日?qǐng)?bào)が伝えた。

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このニュースに中國(guó)では、「1800年の歴史を誇るソロバンは世界で最も古い演算のツール。無形文化遺産の名に決して恥じない。しかし、キムチや和食は単なる食べ物で、どうして世界遺産になるのか?それなら、中華八大料理(山東料理、江蘇料理、浙江料理、安徽料理、福建料理、広東料理、湖南料理、四川料理)もリストに入れるべきではないのか」という聲が上がっている。

豊富な食材や味、卓越した技術(shù)という點(diǎn)で、中華料理の右に出るものはないだろう。ただ、無形文化遺産というのは料理大會(huì)ではなく、料理の背後にある「文化」こそがその核心だ。韓國(guó)では、代々伝わるキムジャンは、隣近所同士で「分け合う」という精神を反映し、人同士のつながりや帰屬感を強(qiáng)めていると考えられている。日本でも、「和食」は一種の自然への敬意で、食事を通して家族やグループとのつながりを強(qiáng)める社會(huì)的習(xí)慣であると考えられている。つまり、「食べる」、「飲む」というのは物質(zhì)的なものである一方、「飲食」には文化的背景があるのだ。

各國(guó)は「食」を無形文化遺産に登録するため、文化的ラベルをそこに貼っている。例えば、フランスは「フランス料理」を無形文化遺産に登録するために、ホテル?ル?ムーリスの三ツ星シェフであるヤニック? アレノ氏や國(guó)會(huì)議員、大學(xué)教授からなる委員會(huì)を立ち上げ、さらに宣伝するために人気俳優(yōu)のジェラール?ドパルデュー氏を起用した。また、日本はノーベル賞受賞者を多數(shù)輩出している京都大學(xué)に「日本料理學(xué)科」を創(chuàng)設(shè)することを検討している。京都料理芽生會(huì)の村田吉弘會(huì)長(zhǎng)は、「日本料理は健康的な食習(xí)慣を身につけるよう人を促す」と自信を持って述べている。フランスの著名な社會(huì)人類學(xué)者クロード?レヴィ=ストロース氏が、「飲食は最も鋭敏なシンボルマークで、文化の內(nèi)在的要因の構(gòu)造を反映している」と説いたのもうなずける。

経済面のグローバル化が進(jìn)む今日、地域の文化的特長(zhǎng)を色濃く反映する「飲食」が、ソフトパワーの重要な要素となっている。そのため、発展途上國(guó)は國(guó)際的な主流文明に溶け込み発展を遂げると同時(shí)に、その強(qiáng)力な文明を前に、自國(guó)の文化を守り、継承しなければならないというのが課題になっている。その重要性について、ドイツのある學(xué)者は、「新興経済體は汽車のようで、経済が先頭車両となってそれを引っ張ると、いつの日か崖の下に落ちてしまうだろう。一方、自國(guó)の秀でた文化が先頭となって引っ張るなら、進(jìn)む方向を永遠(yuǎn)にコントロールできる」と指摘している。

ユネスコのイリナ?ボコヴァ事務(wù)局長(zhǎng)は最近中國(guó)を訪問し、中華料理を味わった後、「おいしさや加工方法を単に考えるのではなく、文化という観點(diǎn)から料理を考えるように」とアドバイスした。全國(guó)人民代表大會(huì)の代表で、湖南料理の料理人で知られる許菊雲(yún)(シュー?ジューユィン)氏も、「飲食文化は1つの民族の文化的特長(zhǎng)の本質(zhì)を反映しており、1つの民族の歴史的文化や心理的特長(zhǎng)を考察するための『化石』」と表現(xiàn)している。この観點(diǎn)からすると、中國(guó)は、孔子が「論語(yǔ)」の中で、食事の禮節(jié)について「料理の法にかなったものでなければならない」ないと説いたことや、福建料理の伝統(tǒng)的な高級(jí)スープ?佛跳牆(フォーティアオチアン)は、「美味しそうな香りに耐え切れず、修行僧ですらお寺の塀を飛び越えて來る」という詞を名前の由來とすることなどを世界に知ってもらうことが必要だ。

味は違っても、文明には共通の魅力があるものだ。最近、世界最大の書籍の見本市?フランクフルト?ブックフェアで最も売れた中國(guó)語(yǔ)の書籍は食をテーマとしたドキュメンタリー番組「舌尖上的中國(guó)」で紹介された料理をまとめたレシピ本で、海外では高額で販売されている。また米國(guó)で中華料理店の數(shù)は、マクドナルドケンタッキーを足した數(shù)よりも多い。中華八大料理の文化は奧深すぎると懸念する必要はない。韓國(guó)は現(xiàn)在、中國(guó)では一般に「韓國(guó)泡菜」とされているキムチの表記を、「辛奇」に統(tǒng)一し、中國(guó)や日本のキムチと區(qū)別することを検討している。ある外國(guó)メディアは以前、中華料理の「変」を特集し、その1つに「魚香茄子(麻婆茄子)」にはなぜ魚を使っていないのかを挙げた。もしかすると、このような疑問こそが、中華料理の文化的魅力なのかもしれない。結(jié)婚式などで出される「四喜丸子(肉団子とキャベツの煮込み)」には、「?!?、「祿」、「壽」、「喜」を願(yuàn)う気持ちが込められていることを外國(guó)人が知るようになる時(shí)、それは中國(guó)の文化が世界に十分に発信されたことを意味する。(提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?翻訳/KN?編集/武藤)

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