米華字メディアの多維新聞は17日、中國(guó)國(guó)內(nèi)の新型コロナウイルスの感染狀況について、「感染拡大は落ち著きをみせる一方で、海外からの輸入癥例の増加が暗い影を落としている」とする記事を配信し、次のように伝えている。

中國(guó)の公式データによると、北京時(shí)間17日時(shí)點(diǎn)で、新型コロナウイルスの累計(jì)感染者は8萬(wàn)1133人、治癒して退院した人は6萬(wàn)8800人となり、治療中の患者は9102人にまで減り、累計(jì)死者は3231人となっている。

新たに確認(rèn)された感染者の數(shù)は減少しているが、海外からの輸入癥例は増加傾向にある。

中國(guó)衛(wèi)生健康委員會(huì)の公式サイトによると、16日に新たに確認(rèn)された感染者21人のうち、20人が海外からの輸入癥例だ。北京市で9人、上海市と広東省で各3人、浙江、山東、雲(yún)南、陝西の4省と広西チワン族自治區(qū)で各1人増加し、累計(jì)で143人になった。

海外からの輸入癥例が中國(guó)各地の感染対策の重點(diǎn)となっている。

北京市は16日午前0時(shí)から、すべての入境者を集中観察所に移送し、14日間の隔離観察を行っている。

また、中國(guó)最高人民法院（裁判所）や稅関総署なども16日、國(guó)境衛(wèi)生検疫の強(qiáng)化に関する文書を共同で公表し、國(guó)境衛(wèi)生検疫の違法犯罪行為を厳しく処罰するとしている。

中國(guó)各地では、新型コロナウイルスとの2カ月以上に及ぶ苦しい戦いの末に、経済秩序と日常生活が徐々に回復(fù)している。だが海外からの輸入癥例の増加は、暗い影を落としている。（翻訳?編集/柳川）