拡大
日本はもともと衛(wèi)生紙製品の消費(fèi)大國(guó)で、新型コロナウイルスによる肺炎が拡大するようになると、トイレットペーパーの消費(fèi)がさらに大きく増加した。寫真はトイレットペーパーが品薄となっているドラッグストア。
日本はもともと衛(wèi)生紙製品の消費(fèi)大國(guó)で、新型コロナウイルスによる肺炎が拡大するようになると、トイレットペーパーの消費(fèi)がさらに大きく増加した。日本國(guó)民は神経を張り詰め、少し前には並んでマスクを買い、最近はトイレットペーパーを爭(zhēng)って買い求めるようになった。大手スーパーやドラッグストアでは、ほぼ一夜でトイレットペーパーの棚が空になる現(xiàn)象が起きている。地方自治體は購(gòu)入制限措置を打ち出さなければならなくなり、日本政府も國(guó)民を落ち著かせるためにすぐに動(dòng)き、「ストックは十分にある」と発信した。環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。
■トイレットペーパー消費(fèi)大國(guó)
総務(wù)省統(tǒng)計(jì)局のデータによると、日本の総人口は約1億2600萬(wàn)人で、トイレットペーパーの年間消費(fèi)量は47萬(wàn)トンに達(dá)し、毎年1人平均50ロール以上を使用し、1人あたり消費(fèi)量は世界一だ。2位の米國(guó)の3倍にもなり、世界も認(rèn)める「トイレットペーパー消費(fèi)大國(guó)」だといえる?!袱饯螭胜摔郡丹螭违去ぅ欹氓去讴`パーはいったい何に使ったのか」と疑問(wèn)に思う人がいるだろう。筆者は東京に住んでからの數(shù)年間で、日本のトイレットペーパーの質(zhì)が高く、極めて多様な使い道があることを知った。そして日本人は他國(guó)の人々には信じられないほどトイレットペーパーを重視し、利用している。
日本のネットで見(jiàn)かけた文章によると、災(zāi)難が起こった時(shí)に、日本人がなぜ真っ先にトイレットペーパーを買おうとするかといえば、「オイルショック」の記憶があるからだという。かつて日本では石油の供給逼迫によりパニック狀態(tài)に陥り、「トイレットペーパーがなくなる」とのデマが流れると、主婦らがスーパーに殺到してトイレットペーパーを買い求め、各地でトイレットペーパーがなくなるという騒ぎが起きた。當(dāng)時(shí)、価格は2倍以上に跳ね上がったという。同じような狀況は東日本大震災(zāi)の時(shí)にも起こった。地震で被災(zāi)地へのトイレットペーパー供給が滯ると、日本中が「トイレットペーパー不足」に陥った。災(zāi)難への恐怖やこれまでの経験がそうさせるのであり、多くの日本國(guó)民は何か起こると慌ててトイレットペーパーを買うようになった。ツイッターでは多くのユーザーが、「家のティッシュやトイレットペーパーがなくなったら、もう生きていけない」、「トイレットペーパーがなくなったら、もう終わり」などと発信した。
■衛(wèi)生紙製品は種類豊富
日本人は潔癖で、非常にきれい好きで、トイレットペーパーで家の中にあるものを拭く習(xí)慣がある。日本を旅行した観光客が気づくのは、公共の衛(wèi)生空間には予備のトイレットペーパーがたくさん置いてあり、紙がなくて困ることがないことだ。日本のショッピングセンター、地下鉄、観光スポットなどの公共空間にあるトイレは基本的にスマート化を?qū)g現(xiàn)し、洋式便座を設(shè)置するところが多い。清潔さを保証するため、スマート便座に自動(dòng)消臭抗菌機(jī)能が備わるほか、公衆(zhòng)トイレには除菌クリーナーや除菌ペーパーが用意され、利用者はまずトイレットペーパーに適量の除菌クリーナーを取って、便座を拭いてから用を足す。
日本の衛(wèi)生紙製品にはいろいろな種類がある。よく見(jiàn)かけるトイレットペーパー、ティッシュペーパーだけでなく、キッチンペーパーには除菌機(jī)能、油汚れを取る機(jī)能、キッチンのにおいを消す機(jī)能などが備わるものがある。トイレ用シートにも除菌?消毒機(jī)能や消臭機(jī)能のものがある。お掃除シートはモップに取り付けて部屋を掃除するもので、掃除後の部屋にはよい香りが漂う。
日本人がなぜこれほど衛(wèi)生紙製品を使用するのか。よく言われるのは、日本人は肌の角質(zhì)層が薄いということで、特に女児は肌を守るため、柔らかいティッシュを選ぶのだという。また花粉の季節(jié)になると、花粉癥の人は涙やくしゃみがよく出るため、ティッシュ需要がさらに大きくなる。除菌効果のある花粉癥専用のティッシュは特に人気が高い。
日本には「ティッシュ配りの文化」がある。商店街や地下鉄駅の近くなどで、ユニフォームや人形のようなかわいい服裝をした配布スタッフが無(wú)料でポケットティッシュを配っているのをよく見(jiàn)かける。日本獨(dú)特の風(fēng)景だ。筆者は初めてティッシュ配りに遭遇したとき、「どうしてこんなことがあり得るのか」と不思議だったが、受け取って見(jiàn)てみると、ティッシュの袋にはさまざまな広告が印刷されていた。無(wú)料ではあるが、紙の質(zhì)は非常によく、軽くて持ち運(yùn)びに便利、包裝もきれいでかわいらしい?;捴堡贰⒑工蚴盲?、手を拭くと、何にでも使える。また日本には、「とりあえずティッシュを準(zhǔn)備する」という習(xí)慣がある。何を置くか、ティッシュが必要になるかどうかはわからなくても、事前にティッシュさえ準(zhǔn)備しておけば安心、ということだ。外國(guó)人には理解しにくいことかもしれないが、多くの日本人にとってティッシュは常識(shí)だ。また、東京では基本的にティッシュのない狀況はないと言っても、少しも誇張ではない。ショッピングセンター、スーパー、地下鉄駅のトイレには、だれでも使えるペーパータオルが備え付けてある。
■クリエーティビティーあふれる衛(wèi)生用紙製品
日本人が衛(wèi)生用紙製品で発揮するクリエーティビティーは無(wú)限だ。トイレットペーパーなら、よくある白いものだけでなく、バラなど花模様をプリントしたものをよく見(jiàn)かける?;à蜗悚辘猡膜い皮?、使う時(shí)は心地よく感じる。創(chuàng)意工夫に富んだ折り方を教えるものもあり、手順にしたがって折っていくとハートや鶴などになる。小熊や兎、戦隊(duì)ヒーローなどのキャラクターをプリントしたものは、子どもに喜ばれる。知識(shí)型もあり、インフルエンザ対策が書かれたもの、地震や臺(tái)風(fēng)などの科學(xué)知識(shí)が印刷されたものがあり、実用性が高く、用を足す短い時(shí)間に知識(shí)を得ることができる??植坤蛭钉铯Ε去ぅ欹氓去讴`パーもあり、日本の恐怖小説の名手である鈴木光司氏が書き下ろした小説をプリントした「鈴木光司のトイレで読む體感ホラー ドロップ」は、パッケージからしてすでに身の毛もよだつ怖さだ。このほか楽譜を印刷した音楽好きのためのトイレットペーパー、有名漫畫家の手塚治蟲氏の名作「ブラックジャック」の臺(tái)詞をプリントしたトイレットペーパーなどもある。
日本人はティッシュも非常に重視する。トイレットペーパーやキッチンペーパーなどと比べ、ティッシュにはより高品質(zhì)の材料が使用され、種類も非常に豊富だ。日本のティッシュはとても柔らかい。花粉の季節(jié)になると、花粉癥の人は鼻がむずむずする、かゆくなる、鼻水が出るなどの癥狀に悩まされるので、柔らかいティッシュやできるだけ刺激のないティッシュが必要になる。ここ數(shù)年は、保濕効果のあるティッシュが人気だ。
日本の衛(wèi)生紙製品の品質(zhì)は高く、海外からの観光客がティッシュを家への土産にするケースも多い。日本人の多くはティッシュを買い置きする習(xí)慣があり、特に箱入りのティッシュは普段、汗を拭いたり化粧を落としたりするのに使うだけでなく、時(shí)にはトイレットペーパー代わりにもなる。こうしたわけで、ティッシュは重要な防災(zāi)物資として家に備蓄されることにもなる。(提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?編集/KS)
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