2020年3月18日、米國(guó)際放送局「ボイス?オブ?アメリカ（VOA）」の中國(guó)語(yǔ)版サイトは、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受け、臺(tái)灣政府が19日午前0時(shí)（日本時(shí)間同日1時(shí)）から、外國(guó)人の入國(guó)を原則的に禁止すると発表したことを伝えた。

記事によると、臺(tái)灣では歐州や中東などの海外渡航歴がある臺(tái)灣人の感染が急増しており、18日には1日の増加數(shù)としては最多となる23人が感染したことを確認(rèn)したという。これにより、臺(tái)灣で感染が確認(rèn)されたのは死亡した1人を含め、累計(jì)100人となったという。23人のうち、21人は歐州や中東、米國(guó)、インドネシア、フィリピンなどへの渡航歴があり、今週に入って、海外で感染したとみられる事例が急増しているという。そうした事態(tài)を受けて、臺(tái)灣の中央感染癥指揮センターは、衛(wèi)生福利部（※日本の厚生労働省に相當(dāng)）疾病管制署のプレスリリースにおいて、「臺(tái)灣時(shí)間19日午前0時(shí)より、すべての非臺(tái)灣籍の入境を制限する」「全ての非臺(tái)灣籍者のうち、事前に申請(qǐng)?許可を得た者のみ入境を認(rèn)めるが、入境後は14日間の自宅検疫とする」と発表したという。

さらに臺(tái)灣外交部が発表したプレスリリースによると、外交関係者や在留資格のある外國(guó)人は入國(guó)可能だが、入國(guó)後14日間は外出禁止のうえ、自宅や政府指定の施設(shè)に入居し、毎日體溫を記録し、電話連絡(luò)などで各自治體の監(jiān)視を受けることになるという。また、空港から自宅への移動(dòng)も公共交通機(jī)関は利用できないため、自分で運(yùn)転するか、タクシーなどを手配しなければならないが、これらの規(guī)則に違反した場(chǎng)合、最大100萬(wàn)臺(tái)灣ドル（約355萬(wàn)円）の罰金が科されるという。

記事によると、臺(tái)灣の衛(wèi)生福利部は、今回の入國(guó)制限と同時(shí)に米國(guó)、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドについて、感染癥危険情報(bào)をレベル3の渡航中止勧告に引き上げると発表したという。中央感染癥指揮センターで指揮を執(zhí)る陳時(shí)中（チェン?シージョン）衛(wèi)生福利部長(zhǎng)は「外國(guó)人があまり來(lái)ていないからこそ、われわれはこのようなより厳しい措置を取った。そうしないと間に合わないからだ。早過(guò)ぎず遅過(guò)ぎず、ちょうど良い頃合いだと思っている」と述べたという。また記者からの「入國(guó)制限はいつまで続けるのか？」という質(zhì)問(wèn)に対して、陳氏は「まだ分からない」と答えたという。（翻訳?編集/原邦之）