Record China 2013年11月17日(日) 0時(shí)10分
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13日、「日本の部活の費(fèi)用」に関する面白いやり取りを見かけましたので今回はそれについてを。資料寫真。
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2013年11月13日、中國(guó)語版のタイトルが「飆速宅男」(無理矢理日本語で言えば「爆速オタク」といった意味でしょうか)というものになっている今期の新作アニメ「弱蟲ペダル」ですが、それに関する反応を追っかけているときに「日本の部活の費(fèi)用」に関する面白いやり取りを見かけましたので今回はそれについてを。
【その他の寫真】
日本の學(xué)校の部活は中國(guó)の感覚では想像し難い部分も多いようなのですが、最近はネットなどにより情報(bào)量も増えたことから、昔に比べて「現(xiàn)実的なもの」として捉えられているようです。ただそれでも疑問は盡きないようで…とりあえず以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。
▼中國(guó)人オタクの反応
「弱蟲ペダル」が予想以上に面白いのはいいんだが、ロードレーサーがどんどん出てくるのがひっかかる。本編の內(nèi)容とは関係ない話ではあるんだが「あれは學(xué)校の活動(dòng)だろうに、どこまで金を使えるのか?」といった感じで「部活の費(fèi)用」に関する心配が出てきてしまった。さすがに「弱蟲ペダル」は極端な例だとは思うが、他の作品の部活も用具や何かで結(jié)構(gòu)な費(fèi)用が掛かりそうだ。実際、どんなもんなんだろう?お金がかかる部活って、何かな?
競(jìng)技用の自転車ってどれくらいするもんなの?私はママチャリしか値段が想像できないんだが。
「弱蟲ペダル」はブランドがわりとハッキリ出ているから値段は分かるね。作中に出てくるのだと大體3萬元?9萬元(約50?150萬円)くらいじゃないかな。キャプテンの乗っているのとかはかなり高いぞ。
うお、そんなに高いのか!あの作品面白いと思っていたが、そんな見方もできるのね。なんか更に面白くなった。
言われてみれば日本の部活ってお金かかりそうなのも少なくないね。そういった費(fèi)用はどうするんだろう?「けいおん!」みたいにバイトでどうにかすることが多いのか、それとも保護(hù)者が出すのか。
ロードレーサーは良いのを買おうとすると、下手な國(guó)産の車より高くなる。他にも本気でやるなら「土豪」な連中とお友達(dá)になるしかないような費(fèi)用のかかる部活ってのもありそうだな…。
私が以前乗っていたのは2萬元(約32萬円)くらいだった。今の愛車も大體そのくらいになるが、現(xiàn)在痛ロードレーサーに改造中。ただ自分は趣味だから問題ないけど、高校生の學(xué)校の部活となるとかなり厳しいように思うんだが。
どっかで見た話では、日本の部活でお金がかかるものとしては野球部が代表的ということだった。確かにサッカーとかと比べれば道具の費(fèi)用は明らかに多くなりそうだ。
ロードレーサーの価格もそうだけど、それ以外の裝備や、整備関係の費(fèi)用も気になるな。なんだか「弱蟲ペダル」の學(xué)校の方向性がスゴイ気になって來たわ…。強(qiáng)豪校のようだし、學(xué)校側(cè)が出す資金が多かったりスポンサーがついていたりするんだろうか?
乗馬クラブとかも金かかりそうだけど、農(nóng)業(yè)高校とかの場(chǎng)合、費(fèi)用の計(jì)算が普通の部活とは異なりそうだな…。
サッカーはお金かからなそうだね。世界中で人気が高い理由の一つがそれだし。
普通にやるだけならともかく、アニメや漫畫に出てくるレベルで本格的にやるとかなりかかるようにも思える。すぐに思いつくだけでもユニフォーム、スパイク、試合の際の移動(dòng)費(fèi)用、合宿とかがある。これをどの辺りまで學(xué)校が負(fù)擔(dān)してくれるのか、個(gè)人負(fù)擔(dān)はどうなっているのかとか、考えだしたらきりがないな。
そういや部活の遠(yuǎn)征試合とかはどうなっているんだろう。定期的に他の學(xué)校との試合を行うようだし、遠(yuǎn)征したりもするようだが。
部活の費(fèi)用って學(xué)校から出ているんじゃないの?生徒會(huì)と部活の予算に関する対立ってのは定番のネタだが。
アレは補(bǔ)助金の一種でしょ。個(gè)人所有して使うような道具はそれぞれが購(gòu)入するんじゃないか?「けいおん!」でもギターを買うためにバイトしていたし、用具を購(gòu)入する費(fèi)用のためにバイトするとか、金が無いから新しい道具が無い、或いは「土豪」なキャラが高級(jí)用具を見せびらかすなんて話はスポーツ系の作品では定番。
私の印象では弓道が結(jié)構(gòu)高そうに思えるんだが…用具とかがかなり専用っぽいし。
以前日本人留學(xué)生との話で出たんだが、その人の學(xué)校でお金がかかる部活は野球と剣道だったと言っていた。剣道は衣服以外にも専用の裝備を揃えるので初期費(fèi)用が嵩むそうだ。特に防具が高くついたとか。
防具か…じゃあアメフトとかも大変そうだな。
ある程度本気でやるなら用具は買わないといけないだろうけど、貸し出しの用の用具とかもあるだろ。
場(chǎng)合によってはクラブ活動(dòng)の中で自分からスポンサーとかを獲得したりするんじゃないかね?!笡鰧mハルヒの憂鬱」でも自主制作映畫で商店街からスポンサーを引っ張って來てるし。
日本の部活の費(fèi)用に関して大きいのは「遠(yuǎn)征費(fèi)用」らしい。あれ、參加者が負(fù)擔(dān)するそうだ…俺はこの話を聞いてから、日本の部活系の作品を見る目が変わったよ。才能の無い初心者的な主人公でも実はそれなりの「土豪」なんだと…。
こういうのに費(fèi)やせるお金がある、それを許容する環(huán)境があるっていうのを考えると、日本の學(xué)校っていうのが自分の通った學(xué)校とは違うっていうのを痛感するよ。
てかさ、アニメや漫畫によくある部費(fèi)を?qū)W校側(cè)が出すという話、あれってホントの事なの?學(xué)校ってのは金を取る側(cè)なのに、なんで金を出すんだ?あまりにも非現(xiàn)実的に思えて信じられん…。
私の大學(xué)ではサークルに學(xué)校からの補(bǔ)助金あるし、有名な所だと協(xié)賛金ももらえる。そういうもんなんじゃないの?
スポンサーがつくような所もあれば、自分で金を出さないといけない所もあるということなのでは。野球やサッカーの作品の強(qiáng)豪校を見るとそんな感じだ。
スポンサーはともかく、學(xué)校から金をもらえるってのは私も創(chuàng)作上の話にしか思えんわ。ウチの學(xué)校のバスケチームとか、訓(xùn)練費(fèi)用を?qū)W校に払っていたし。しかもそのチーム、學(xué)校による選抜だったんだぜ?
部活の費(fèi)用に関しては私も不思議に思う點(diǎn)があるな。幾らかかるかというのもそうだし、學(xué)校が活動(dòng)費(fèi)用を支給するというのもそうだ。あと、それをどのように管理しているのかも気になるね。生徒會(huì)の権力の強(qiáng)さの根拠の一つになっているというネタ、あれはどの程度まで本當(dāng)なのか…。
逆に個(gè)人の負(fù)擔(dān)が少ないのはなんだろう?水著だけの水泳?いやでもこれも遠(yuǎn)征費(fèi)用はかかるのか…?
卓球がわりと安いんじゃないかね。費(fèi)用に関しても私の想像できる範(fàn)囲だし。
運(yùn)動(dòng)系に比べて文系のクラブ、例えば文蕓部なんかは安いだろう。あと美術(shù)部とかはどうなんだろう。
美術(shù)部は畫材とかで結(jié)構(gòu)かかりそう。ただそれだけで済むから高校レベルだとそこまで跳ね上がらないかもしれない。あと私の高校では美術(shù)サークルの活動(dòng)があったけど、使う畫材は學(xué)校が準(zhǔn)備してくれたわ。
しかしこういうのを考えていくと、日本のアニメでよくある、文系と運(yùn)動(dòng)系のクラブの予算に関する対立と言うネタを別の観點(diǎn)から見れるね。そりゃ予算の金額や用途に関して揉めるわけだ。
とまぁ、こんな感じで。
▼部活経費(fèi)に興味津々?!
アニメや漫畫などの作中ではあまり出てこない部分に関して考えだすときりが無いようで、結(jié)構(gòu)混亂していました。
部活動(dòng)にかかる費(fèi)用は部活の種類以外にも活動(dòng)の規(guī)模でも変わりますし、それに加えて日本の物価などに関する知識(shí)も必要になりますから、具體的なものが想像し難いみたいですね。しかし具體的な金額のイメージが湧かなくても、部活の予算獲得といったネタ自體に関しては特に問題無く理解しているようなのは面白いですね。
それから、本題とは関係ありませんが上で出ている「土豪」という言葉ですが、最近の中國(guó)ではネタ混じりでの「金持ち」「金持ちキャラ」的な意味のネットスラングとして使われていますし、中國(guó)オタク內(nèi)でもキャラの屬性や、グッズを買いまくれるような財(cái)力のある人に対して使われたりしているそうです。
とりあえず、こんな所で。例によってツッコミ&情報(bào)提供お待ちしております。
■筆者プロフィール:百元籠羊
90年代から中國(guó)現(xiàn)地校に通い、當(dāng)時(shí)中國(guó)人の対日感情がどんどん悪化していく中で予想もしなかった「日本のアニメや漫畫、オタク文化が好き」な中國(guó)人達(dá)と遭遇。以後、オタクな中國(guó)人との交流が続いている。中國(guó)における日本のオタクコンテンツやいつの間にか広まっちゃった日本のオタク文化に対する反応、オタク分野の交流等についての情報(bào)を発信するブログを運(yùn)営中。
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