2013年11月13日、オーストラリアのローウィ國際政策研究所ウェブサイトは「東アジアは暴走老人の対立を迎える」とする記事を掲載した。14日付で環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

【その他の寫真】

東シナ海の情勢が緊張を増す中、中國は絶えず日本に圧力をかけ、「尖閣諸島（中國名：釣魚島）に主権問題は存在しない」との立場を捨てるよう迫っている。日本の小野寺五典防衛(wèi)相は最近、中國公船が週に1回以上のペースで尖閣諸島の海域に侵入していると指摘し、この行為について「グレーゾーンだ」と述べた。

しかし、われわれはこれほど年老いたライバル関係は見たことがない。両國は伝統(tǒng)的な手段で戦略的優(yōu)位を得ようとしているが、中國と日本はともにこの駆け引きを続けるだけの人口を急速に失っている。

中國の統(tǒng)計(jì)によると、2012年に15?64歳の人口は345萬人減少した。また、中國老齢科學(xué)研究センターは、中國には2億人余りの老人がいると指摘。対する日本も65歳以上の人口が総人口に占める割合は23％を超え、この先數(shù)十年もすれば、その數(shù)は総人口の3分の1にも達(dá)する。

日中両國は、軍に入隊(duì)するのに十分な年齢の人口が急速に減少している。したがって、日に日に複雑化する軍事力をコントロールすることが難しくなり、また一方では巨額の富を生み出す創(chuàng)造性豊かな産業(yè)に労働力を提供できなくなっている。

將來、歩行器がミサイルに取って代わり、中國と日本の必須の武器になるかもしれない。しかし、高齢化が進(jìn)むロシアが安全保障を核兵器に頼るようになったように、より危険な狀況に陥る可能性もある。日本と中國はともに無人機(jī)とロボットに強(qiáng)い興味を示している。両國の若者の趣味を考えると、衝突は複雑な“電子ゲーム”になるかもしれない。（翻訳?編集/北田）