2013年11月13日、英BBCは、中國の習(xí)近平（シー?ジンピン）國家主席がフィリピンで臺風(fēng)被害が発生してから數(shù)日後にようやく哀悼の意を示す電報を送ったこと、また中國政府の援助額が少なかったことについて、「疑問の聲が上がっている」と報じた。

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習(xí)首席は13日、フィリピンのアキノ大統(tǒng)領(lǐng)に向けて、「猛烈な臺風(fēng)のためにフィリピンに多數(shù)の死傷者と甚大な物的被害が出た。中國國民を代表してフィリピン國民に心からお見舞いの意を表し、犠牲者に深い哀悼の意を表するとともに、フィリピン國民が一日も早く災(zāi)害に打ち勝ち、ふるさとを再建できるよう祈った」と電報を送った。

臺風(fēng)30號が8日にフィリピンを襲ったあと、中國政府と中國紅十字會は約20萬ドル（約1992萬円）の義援金を提供すると発表。國內(nèi)外の一部メディアなどから「大國の度量を示す機(jī)會を逸した」と批判を受けた。

中國外交部の秦剛（チン?ガン）報道官は定例會見で、「中國も今回の臺風(fēng)で被害を受けた。中國政府は國內(nèi)で救援活動を行いながら、人道主義に基づいた國際的義務(wù)も果たしている」とした上で、テントや毛布などの支援物資をフィリピンに提供することを強(qiáng)調(diào)した。

こうした対応をめぐり、中國共産黨の機(jī)関紙?人民日報傘下の環(huán)球時報は、「フィリピン支援に冷たい態(tài)度をとるなら、大きな損失を被ることになる」と懸念を表明した。

中國のインターネットでは「義援金が少なすぎる」「人道主義より政治を優(yōu)先している」という批判的な書き込みがある一方で、「政府は領(lǐng)土問題で対立関係にあるフィリピンよりも、國內(nèi)への支援を優(yōu)先すべきだ」「フィリピンに対するのと同じくらい、自國の國民にも寛容な心を持ってくれたらいいのに」との聲も見られた。

ロイターの報道によると、日本は1000萬ドル（約9億9600萬円）の資金協(xié)力とともに、國際緊急援助隊を派遣。オーストラリアは960萬ドル（約9億5600萬円）を寄付した。米國も救援活動のため、空母を向かわせている。（翻訳?編集/NY）