外交部の耿爽報道官は24日、北京で行われた定例記者會見で、米國の一部の人が新型コロナウイルスを「中國ウイルス」や「武漢ウイルス」と呼んでいることに対して、中國を汚す言論を止めるよう求めました。

　この発言は記者が「中國が數(shù)回にわたって非難していたにも関わらず、ポンペオ國務(wù)長官が23日のツイッターで『新型コロナウイルス』を『武漢ウイルス』と書いた。これについてどう思うか」と耿報道官に質(zhì)問した際に述べられたものです。

　耿報道官は、「世界保健機(jī)関（WHO）や國際社會はウイルスを特定した國や地域と関連させることに明確に反対する立場を示してきた」と強(qiáng)調(diào)しました。

　國連のグテーレス事務(wù)総長は、「新型肺炎と戦う中、人種差別や偏見などは恥ずべきことだ。それと戦わなければならない」と指摘しています。また、歐州連盟（EU）のボレル外務(wù)?安全保障政策上級代表は、「ウイルスに國籍はない。全人類が共に挑戦に直面する中、協(xié)力や多國主義を選ぶべきだ?！褐袊Εぅ毳埂护胜嗓窝预し饯现工幛毪伽扦ⅳ搿工葟?qiáng)調(diào)しました。さらに、世界保健機(jī)関（WHO）の責(zé)任者は、「新型コロナウイルスを『中國ウイルス』と呼ぶことは避けるべきだ。今は団結(jié)して事実を尊重し、共に疫病と戦っていく時であるべきだ」と指摘しました。

　一方、米國內(nèi)でも良識ある人たちからは、「一部の人による『中國ウイルス』の呼び方に反対する。それは人種主義や外國を排斥する心理によるものだ」という聲が上がっています。（提供/CRI）