韓國で中國語教師の需要が急速に減少し、関係者は打撃を受けている。9月1日、韓國?朝鮮日報が報じた。

記事によると韓國では最近、2022年度における中?高校の中國語教師の採用予定人數(shù)が「0人」であると発表された。20年度には43人、21年度には33人が採用されており、1人も補(bǔ)充されないのは24年ぶりだという。

記事は、「これまで人気の外國語とされてきた中國語が『忌避』される理由は複合的」と説明する?！傅?外國語」として中?高校で中國語を教える教師の話では、「生徒たちは中國語の聲調(diào)（音の高低）や簡體字を?qū)Wぶのに苦労する上に、選択人數(shù)が少ないため他の科目に比べてよい成績を取りづらいという認(rèn)識が広がっている」とのこと。23年から、生徒が自身の適性に合わせて科目を選べる「高校単位制」が施行予定であることも要因だという。

また、最近の反中感情が影響を及ぼしているという見方もある。中國語教師の1人は、「生徒たちがよく見るYouTubeやSNSで、中國による文化侵略や『裸キムチ映像』（中國の男性が泥水のように濁った塩水で白菜を漬ける映像）などが話題になったことで、中國に対する否定的なイメージが強(qiáng)まり、中國語の選択を避けようとする雰囲気もある」と語っている。

「採用予定0人」の発表は、中國語教育業(yè)界にも衝撃を與えている。中國語教師の採用試験を受験予定だったクォンさんは、「これまではずっと『中國語は將來性があっていい』と言われてきたのに、今は真逆の狀況。中國の未來はまだ明るいかもしれないが、中國語教育の未來は暗いようだ」と話す。ソウル市內(nèi)で中國語學(xué)院を16年運(yùn)営しているキム?ジェハさんは、「10年前は當(dāng)校も中國語を?qū)Wびたいという人でにぎわっていたが、今は寂れた小店のレベル」とし、「過去には中國語さえできれば就職が可能な時期もあったが、中國語が『萬能』という認(rèn)識は消えつつあるようだ」と語っている。

この記事を見た韓國のネットユーザーからは、「文大統(tǒng)領(lǐng)は中國が好きだけど、國民は嫌ってるよね」「われわれの歴史や文化を歪曲（わいきょく）しようとする國の言語を必ずしも學(xué)ぶ必要が？」「今や韓國內(nèi)に朝鮮族が大勢いるし、中國語を?qū)Wんでも強(qiáng)みにならない」「中國語はどうしても必要な人だけ學(xué)べばいい。中國とはドライな関係を保つのが一番」「言語の問題ではなく、共産主義國はどの國も信用ならない」など、冷ややかなコメントが相次いでいる。（翻訳?編集/丸山）