仏RFIの中國(guó)語(yǔ)版サイトによると、AFP通信は24日、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受けて、今年7月24日から始まる予定だった東京五輪が1年程度延期されることについて、「この先には多くの課題が待ち受けている」と報(bào)じた。

記事は「課題」としてまず「競(jìng)技のスケジューリング」を挙げ、「五輪の延期は、選手、運(yùn)営側(cè)、中継放送スタッフにとって悪夢(mèng)のようなものだ。2021年にはすでに、7月に日本で開(kāi)催予定の世界水泳や8月に米國(guó)で開(kāi)催予定の世界陸上など多くの大規(guī)模なスポーツイベントが詰め込まれている。20年から21年に延期されたサッカーの歐州選手権もある」と伝えた。

続いて「會(huì)場(chǎng)」を挙げ、「東京五輪の會(huì)場(chǎng)は43カ所あり、仮設(shè)のものもあれば、東京2020大會(huì)のために建設(shè)または再利用されたものもある。國(guó)際オリンピック委員會(huì)（IOC）は、延期になれば大會(huì)に必要な重要な會(huì)場(chǎng)が利用できなくなる可能性があると警告していた。例えば、真新しい6萬(wàn)8000人収容の新國(guó)立競(jìng)技場(chǎng)のセールスポイントの一つは、大會(huì)終了後に文化?スポーツイベントを開(kāi)催するということだった。そうしたイベントは、五輪の延期に合わせて日程変更を余儀なくされる。ほかにも主催者側(cè)は、何千人もの國(guó)際ジャーナリストの取材用に東京ビッグサイトを抑えていた。この大規(guī)模な會(huì)議場(chǎng)には何カ月も前から予約が入っている」とした。

さらに「選手村」を挙げ、「東京灣を一望し、有名なレインボーブリッジを望む一等地に位置する選手村は、大會(huì)後に改裝して數(shù)千戸の高級(jí)コンドミニアムにする計(jì)畫(huà)で、売卻や賃貸に出しているという。大會(huì)の延期は、改裝のプロセスを遅らせることを意味し、すでに契約を結(jié)んでいる人たちにとっては大きな不確実性をもたらす」と伝えた。

「ホテル」も課題の一つだとし、「IOCは、ホテルですでに何百萬(wàn)泊も予約されている狀況は処理が非常に困難な問(wèn)題だと強(qiáng)調(diào)していた。多くの人が事前に多額のデポジットを支払っており、延期のために再予約しなければならないことに加えて、デポジットを失う可能性にも直面している」とした。

最後に「マラソン」を挙げ、「延期が數(shù)カ月後であれば、東京五輪の最大の懸念事項(xiàng)であった日本の夏の蒸し暑さの問(wèn)題は解消されたかもしれない。東京の夏の暑さと濕度の高さによる選手の安全性が懸念される中で、マラソンの會(huì)場(chǎng)を北の札幌に移した。秋への延期であれば東京に戻すことも考えられたが、1年程度延期されることになり、日本政府関係者はマラソンを札幌でやることは基本的に変わらないとしている」と伝えた。（翻訳?編集/柳川）