東京五輪延期、最も影響を受けるのはなんと中國?―中國メディア

Record China    2020年3月25日(水) 18時0分

拡大

中國メディアの上観新聞は25日、「2020東京五輪の延期、最も影響を受けるのはなんと日本ではなく中國スポーツ?」と題した記事を掲載した。寫真は杭州オリンピックスポーツセンター。

中國メディアの上観新聞は25日、「2020東京五輪の延期、最も大きな影響を受けるのはなんと日本ではなく中國スポーツ?」と題した記事を掲載し、懸念を示した。

記事はまず、「東京五輪と北京五輪がシェアを爭う」とし、東京五輪が2021年に延期されることによって2022年冬に開催される北京五輪との間隔が180日未満になり、スポーツファンや観客が観戦疲れする可能性があると指摘?!缚陀Q的に見て、スポンサーや観客は必ずどちらかへ分かれる。さらに、資金の奪い合いが白熱するだろう。一般的に、夏季五輪の注目度や視聴率は、冬季五輪よりも上だ。新型コロナウイルスの流行によって、國際オリンピック委員會(IOC)が開催する東京五輪と北京五輪が『兄弟げんか』をすることになったのは、本當に致し方ない」とした。

また、「中國の國家體育総局のここ數(shù)年の3大任務は、(中國人選手の)東京五輪への出場、北京五輪の主催、2022年のサッカーのカタールワールドカップ(W杯)予選での善戦だ」とし、東京五輪出場後、すぐに北京五輪でホスト業(yè)務を行いつつ參加することは「大きな試練」とした。

次に、中國で2021年に開催予定のサッカーの新クラブW杯の延期に言及。記事によると、新クラブW杯は上海、天津、広州、武漢など8つの都市で試合が予定されており、中國は主催國として開幕式會場である上海體育館の改修などの業(yè)務を急ピッチで進めている。しかし、東京五輪と同様に、ユーロ(歐州選手権)2020とコパ?アメリカ(南米選手権)2020も新型コロナウイルスの影響で2021年に延期となった。これを受け、國際サッカー連盟(FIFA)のインファンティノ會長は新クラブW杯を延期する見通しを発表し、「もっと狀況がはっきりしたら2021年後半、2022年または2023年のいずれの時期に延期するかを検討する」とした。

記事は、「新クラブW杯はもともと2021年のスポーツ大會で堂々とセンターになる予定だったが、東京五輪やユーロ2020の変更によって遅れを取るだろう」「2021年の東京五輪、2022年の北京五輪とカタールW杯を避けるため、クラブW杯を2024年に延期すること勧める業(yè)界関係者もいる」とした。

続いて、「2021年に陝西省で開催予定の中國全國運動會も影響を受ける」と指摘。全國運動會について、「中國の五輪戦略の重要なパーツ」であり、「目立たないが重要な國內(nèi)大會」と説明?!妇唧w的な開催日程は明らかになっていないが、慣例通りならば8月に開幕する。しかし、東京五輪の延期のため、この時期に開催することは不可能かもしれない」と懸念した。

この他、「2021年8月8日から19日に中國四川省成都で開催予定のユニバーシアードも東京五輪延期の影響を受けるだろう。また、2022年の杭州アジア競技大會はもともと五輪やW杯ほど注目されていないが、延期された東京五輪、北京五輪、カタールW杯に挾み撃ちにされ、観客やスポンサーに対する魅力は揺らぐだろう」とした。(翻訳?編集/毛利)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China?記事へのご意見?お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業(yè)務提攜

Record Chinaへの業(yè)務提攜に関するお問い合わせはこちら

業(yè)務提攜