2020年3月25日、韓國(guó)?SBSなどによると、同國(guó)の大手保険會(huì)社「ハンファ損害保険」が交通事故で父親を亡くした小學(xué)生の息子を相手取り求償金を請(qǐng)求する訴訟を起こしたが、世論の反発を招き、訴えを取り下げた。

記事によると、2014年6月にこの小學(xué)生の父親が運(yùn)転するバイクと、同社の保険契約者が運(yùn)転する乗用車が衝突する交通事故が発生。この事故で父親は死亡した。

同社は死亡保険金を支払うに當(dāng)たり、この小學(xué)生の母親が故郷のベトナムへ出國(guó)していたため、法定比率に応じて、この小學(xué)生の後見人である叔母に4000萬(wàn)ウォン（約350萬(wàn)円）を支給したという。

この事故の4年後、負(fù)傷した乗用車の同乗者が提訴したことを受け、同社はこの同乗者に治療費(fèi)5300萬(wàn)ウォン（約470萬(wàn)円）を支給。しかし、事故の責(zé)任が死亡した父親にもあった上、父親が無(wú)免許?無(wú)保険だったため、同社は過(guò)失割合に応じて約2600萬(wàn)ウォン（約230萬(wàn)円）の求償金をこの小學(xué)生に請(qǐng)求したという。

記事は「求償金の請(qǐng)求は合法な手続きではあるが、相手が事実上、孤児になった小學(xué)生であるという點(diǎn)に配慮していなかった」と指摘。提訴は世論の反発を招き、同社は訴訟を取り下げ、「訴訟當(dāng)事者の家庭の細(xì)かな経済狀況を調(diào)査していなかった。このようなことが再び起きないよう、內(nèi)部システムを整備する」と謝罪したという。

これに、韓國(guó)のネットユーザーからは、「何も分からない子どもを相手に訴訟を起こすなんてあきれた會(huì)社だ」「人を保護(hù)すべき保険會(huì)社がこんなことでは駄目だ」「大企業(yè)なのにやっていることは淺はか」「今後、他の保険會(huì)社を利用する」「求償金は保険金を受け取った叔母に請(qǐng)求すべきだったのでは？」などと批判の聲が上がっている。

また、「相手が小學(xué)生で何も分からないことを利用したのでは？」といった憶測(cè)や、「叔母に支給された保険金はこの子のために使ってあげて」といったコメントも寄せられている。（翻訳?編集/関）